見出し画像

大学祭教室企画

こんにちは!
西南学院大学鉄道研究部です。

今日は、11月10日(木)~13日(日)に行われた大学祭について書きます!

大学祭について

西南学院大学の大学祭は、毎年11月第2木曜日から日曜日までの4日間が設定されています。今年は11月10日(木)~13日(日)でした。

一般公開は金曜日~日曜日の3日間ですので、「木曜日はどうした」と思う方もいらっしゃるかもしれません。木曜日は、基本的に準備の日として設定されています。ただ、昼間は大濠公園から大学までの仮装行列や、ゲストを招いた前夜祭なども開催されていますので、学内的には木曜日~日曜日の4日間が「大学祭」とされています。

今回、西南鉄研が出展したのは、大学祭の企画のうち「教室企画」というものです。これは、学内のさまざまなサークル(特に文化系公認サークル)が、日々の活動の成果を来場者に見せる企画で、学内のさまざまな教室を使って行われます。普段はなかなか見られない、講義室をステージにして音楽ライブを開催するという(超強い)サークルもあります。

ここ2年間はYouTube上での開催(?)となっていましたので、対面での開催は実に3年ぶりです。西南鉄研にとっては復部以来初出展、イベントとしては3月以来2回目でした。

1日目(11/10)

大学祭1日目、ちょうど大濠公園から大学に向けて仮装行列が行われている頃、西南鉄研も準備開始です。

今回の会場は西南会館7号会議室となりました。

おそらく今回の出展団体の中でもトップを争うくらい、会場がわかりにくいです。特段案内も設置されていなかったので、ボロボロの建物の中を彷徨った方もいらっしゃるかもしれません。来年以降の改善点とさせていただきます。

「ほかの会場にしたらいいじゃないか」という意見もごもっともなのですが、この会場になったのにはいくつか理由がありました。

①新参者が選べる会場は少ない

西南鉄研は初出展ですので、「ここ使いたい!」と思っても、すでに毎年使っている先輩団体があるケースがほとんどです。そこそこの広さで、空いている部屋がもう7号会議室しかありませんでした。

②会場の制約上の問題

本当は中央キャンパスの会場(1号館や4号館)を使いたいのですが、教室はほとんどが固定机・固定椅子になってしまっており、机を自由に動かすことができません。そのため、模型を設置することが難しいのです。

そんなこんなで、大学の最奥部・西南会館の端っこの会議室に行きつきました。

7号会議室(すでに机を模型のために並べ替えた後の様子です。)

机を並べたら、ひたすらレールを敷いていきます。

余談ですが、大学祭を通して、全然写真を撮っていません。撮り忘れです。幹事の責任です。

机の上に直でレールを敷いているのでなんだか殺風景……
新幹線用の高架も初めて使います(3月のイベントでは橋脚なし)

準備は約5時間ほどかかりました。
ノウハウが無いので、机に合わせながらうまくレイアウトを作成しました。

18:30ごろに終了し、初日は解散です。もう暗くなるのがすっかり早くなってしまいましたね。

2日目(11/11)

いよいよ一般公開1日目、ポッキーの日です。

今回、大学祭の企画として出展していたため、来場者を記録する必要がありました。しかし部員は少数、入口につきっきりでカウントする余裕はありません。

そこで幹事が(当日朝に)編み出した作戦がこちら ↓

まさかこの後何回も張り替えることになるとは、この時思いもしなかった。

西鉄電車の駅を順番に貼り、1人1駅シールを貼ってもらうことにしました。これなら部員は来場者のみなさんに貼ってもらうよう案内するだけでいいし、何より来場者参加型というのがGOOD(自分で言うかな)。

西鉄電車は(天神大牟田線・甘木線・大宰府線)合わせて62駅なので、とりあえず62人分まではカウントできます。このとき正直、これで3日間持つかな~と思っていました。

新幹線も並べられ、ちょっとにぎやかになりました。

初日の来場者は30人。思ったより多くてびっくりしました。初日は大学関係者(職員の方々)の来場が気持ち多かったような気がします。

3日目(11/12)

一般公開2日目です。いい天気です。

2日目は途切れることなく来場者の方々にお越しいただき、大変にぎわいました。

もちろん、写真を一切撮っていないので、その臨場感が全く持って伝わりません。重ね重ね反省しています。

西鉄ver.は開場から2時間でゴールまでたどりつきました

来場者カウントもあっさり全ての駅が埋まり、次は福岡市地下鉄ver.です。

しかしこれもあっさり最後まで埋まりました。慌てて新幹線ver.を用意。今度は鹿児島中央から一筆書きで博多~新大阪~東京~新函館北斗まで上ります。なんとこれも最後までゴールしてしまったので、鹿児島本線ver.を投入です。

鹿児島本線は80駅近くあるんですね。作成して気づくこともありました。

2日目の来場者は160人。どうやらこの日はお隣の西新小学校で授業参観があったことと、大学のホームカミングデーが大学祭と同時開催されていたことが、来場者増につながったようです。想定を遥かに超えるお客様にご来場いただき、部員も驚きと感謝(と疲れ)でいっぱいでした。こんなにたくさんの方に来ていただけるとは思いもしていなかったので、とてもうれしいです。

最終日(11/13)

一般公開3日目。最終日です。

当日は雨だと聞いていたので、今日は人手が少ないかな、、と思っていましたが、幸い雨もそこまで降らなかったので、昼過ぎからまたたくさんの方にご来場いただきました。

年齢に関係なく遊べます!それが鉄道模型のいいところ。

ところどころ電気がついていませんが、決して節電しているわけではありません。この会議室、電球の約3分の1が切れてしまっていました。それに気づいたのがすでに模型を並べた後だったので、交換もできずそのままになってしまいました。会議室に来た時から「なんか暗いなあ、、」と思ってたのにな。もっと早く気づけばよかったです。

最終日の来場者は91人。最終的な3日間の来場者は281人でした。他の会場と比較して多いのか少ないのかはわかりません。どうやら来場者ランキング上位3位には入賞しなかったようですが、初出展ながら大健闘だと思います。

まとめ

事前の宣伝もなく、また人手不足により模擬店・露店も出展していなかったので、ここまでたくさんの方にお越しいただけて、とてもうれしいです。

ご来場いただいたすべての方々、部員、それからこの大学祭を企画していただいた大学祭実行委員会の皆様に心より御礼申し上げます。

ちなみに、大学祭全体での来場者は1万3000人ほどだったようです。西南の大学祭の影響力の大きさを改めて実感しています。

来場者の方に実際に体験していただける企画というのが比較的少ないので、鉄道研の企画はお子様連れの方々などに特に関心を持っていただけたのかなと思っています。鉄道模型は小さなお子様からお年寄りの方まで、みんなが楽しめるツールだと思っているので、年齢に関係なくみんなが模型を囲んで笑顔になれる空間を(少しでも)つくることができたのであれば、この上ない喜びです。

次回への反省点や改善点としては、

  • 会場までの案内表示の強化

  • 対応する部員の増員

  • 写真展示のパワーアップ

  • 電球を切らさない

などが挙げられます。特に、今回はせっかく部員が撮影した写真を多数用意していたのに、余裕が無くてそれを印刷して貼ることができませんでした。来年はもっと早めに用意して、来場者が模型以外にも楽しめるような企画にしたいと思います。フォトスポットとかも作りたいです。

「大学祭で鉄道模型を見られるとは思っていなかった」というお声も複数いただきました。まだまだ伸びしろたくさんな企画だと思っておりますので、来年以降もさらにパワーアップさせて、出展を継続していく予定です!そして、西南鉄研の存在をもっとたくさんの方々に知っていただけるよう、今後も頑張ってまいります!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!


※来場者の方が写った写真を掲載しています。できるだけ後ろしか映っていない写真を選んでおりますが、もし不都合などがございましたら、お手数ですが西南鉄研のメールアドレス(seinantekken@gmail.com)までお問い合わせください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?