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デザイナーさん探しの旅        ~ベトナムから日本へ~

久しぶりの投稿

2024年8月31日夜8時。
前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまいました。

私の、いま


時が経てば、色んなことが変わる。
半年前は、ベトナムホーチミンで南国暮らしをしていたのに、今はこうして日本の夏を満喫している。
でもこれもお茶のビジネスのため。
ベトナムで高単価B2Cで一気に広めることに限界を感じ、まずは日本で高級茶としての地位を確立させてから次を考えよう、
そのために、日本に進出しよう、と思ったからです。

今、私は日本でのリブランディングを1から一緒にやっていただけるデザイナーさんを探しています。
そのデザイナーさん探しは本当に本当にもう大変で、
今年の初頭くらいから緩やかに探し始め、7月ごろからはより本腰を入れて探しているのですが、 未だに デザイナーさんが決まっていません。

私のデザイナーさんを探す スキルがないのかもしれないんですが、妥協したくない、という気持ちが強いのも紛れもない事実。
今回だけはどうしても納得したデザイナーさん選びをしたいという気持ちがものすごく強いんです。
失敗したくない、と思ってしまうのです。

過去の失敗


そう、実は私、デザイナーさん探しで失敗した経験があるんです。

ベトナムにいた時、ベトナム人のデザイナーさんと一緒にお仕事をしたことがありました。

最初にブランドを立ち上げ、商品販売を始めたときは、自作のパッケージで販売していました。

いよいよしっかりブランドを立ち上げて、プロとしてやっていこうと思い、ベトナム人のデザイナーさんを探してブランディングを依頼しました。
ベトナムで私が持っていたお金の大半をつぎ込み、
資本金の何倍もの金額をつぎ込んでデザインを依頼。
しかし出てくるアウトプットに一切納得できず。

何度も何度も修正を依頼するのですが、依頼した修正内容が反映されていなかったり、
本当に修正にものすごく時間がかかってしまって。

ロゴも偽物っぽい日本語が入ってるロゴになってしまっていたり、
パッケージの素材を、なかなか納得できる素材を提案してくれなくて。
正確には、素材に関しては、そもそも素材の選択肢も示してくれず。

私は、お客様が開封した時にドキドキ感とか、手に取った時に肌触りとか、
開封のしやすさとか、毎日手に取りたくなるようなUXとか。
そんなものに、こだわりたい、って思ってた。
私がこだわりすぎているのか、わからないけども、そのデザイナーさんとは、そういう話が一切できなかった。
材質の話も、箱の形状の話も、日本から写真撮ったり、サンプル取り寄せたりして色々選択肢を見せてみたけど、
提案内容が変わらず。

デザイナーさんには、そういう提案までするのは失礼かもしれないってわかってるけども。

でやっぱり相手はプロなのでそのプロをきちんと信頼して成果物を信じる、っていうのもある 意味スキルだと思うし、特にこういうクリエイターの方と仕事をするときは、
そうするべきなのかもしれないとも思う。

それにこの人とやるって決めたのは他でもない私だし、
そこは本当は最後までやるべきだったかもしれない、とは思います。
私の、デザインへのコミットが足りなかった、デザイナーさんへの信頼が足りなかった、というのもあったかもしれない。

ただ、それにしてもやっぱり アウトプットの質に納得できない、っていう風に思ってしまったんですよね。
そのデザイナーさんに決める時に良さそうだなと思った デザインが過去にあったのでいいなと思ってその方に決めたんですが
パッケージデザインの経歴があまりなかったみたいで。

その支払いにほぼすべての財産をつぎ込んだので、
ベトナムで、資金繰りがかなり苦しくなってしまったんです。

日本での、決意


なので今回、日本でやるときは多少お金がかかったとしても絶対にそれを中途であきらめることなく、最後まで一緒に走っていけると信じられる方を、こだわって選びたい、って思っているんです。

やっぱりデザインってビジネスにおいて投資だと思うので、
その投資を確実に回収できるようなブランディング、またそれが絶対にできる、と私が心の底から信じられる人っていうのが 必要最低条件かなと思っているのです。

日本に来てかなり多くのデザイナーさんと色々お話をしてきたし デザインに詳しい方にも色々お話を伺ってきました。
ようやく 徐々に、どういう判断基準でデザイナーさんを選べばいいのかといったことも少しずつ わかるようになってきたし、
私が求める レベル感がどのくらいのレベル感なのか、
またそのレベル感を満たすことができるようなデザイナーさんは、どういう経験があるべきか、どういった実績を持っているべきか、みたいなことも イメージがついてきたし、
また、このレベル感のデザイナーさんだったら このくらいの報酬は差し上げないと失礼になるみたいな肌感もなんとなくわかってきたように思います。

とはいえ 私はデザインの専門家では全くないので、私がいいなと思った デザインに対する金銭的な対価、っていうものが本当にプロの目から見て妥当なものなのかどうか、というのが
必ずしも私の目で判断したものと一致するわけではないなと思っています。

ブランディングとか デザインとかに詳しい方々に相談をしたりはしているものの、
やっぱりビジネスのオーナーであり経営者であるのは 私なので
最終的な意思決定は私がしないといけないのです。
ベトナムでの失敗を考えると慎重にならざるを得ないし、デザインに詳しい方の意見もしっかり聞きたい、という想いも強いですが、
最終意思決定者は私である、ということは忘れてはいけないですね。
リスクあることだし、とっても怖いことだけども、これがビジネス。

毎週のように何人もの デザイナーさんとお話をさせていただいて 何人もの デザイナーさんに見積もりを出していただいて、
色々、私なりに本当に一生懸命考えたりとか
今流行っているブランドのデザインとかデザイナーさんとかを見たりとかして色々目を養おうと努力はしているのですが、
 やっぱり素人の私には判断が難しいところもあるなと思ってしまうこともあるのです。

怖いけど、ワクワクする挑戦


ベトナム茶のブランディング。
日本でのブランディングは、日本人がどう ベトナム茶を捉えるのかというところに関わってくるので、
ものすごくものすごく重要なんです。
 日本ではまだ ベトナム茶はほとんど知られていません。
とてもラッキーなことに、この、私が今から立ち上げるベトナム茶のブランドが
日本でのベトナム茶ブランドの第一人者になることができそうなのです。

だからこそ、私はこだわりたい。
だからこそ、私は、日本人の方に持っていただきたい ベトナム茶のイメージを正確に捉えて的確に表現したい。
そしてそれをきちんとブランディングをし、皆さまに私たちの約束を伝え続ける。
そんなことができるような素敵なデザイナーさんを頑張って探しています。

デザインの事務所の方には本当にいろんなお時間を頂いたりとか 見積もりを出していただいたりとか
すごくご迷惑をかけているところも認識しています。
何十もの デザイン会社 さんにお話を伺っても、結局 ご一緒するデザイン会社 さんは1社だけなのです。

もしご一緒できないということになると申し訳ない、という気持ちもとても大きいのですが、
ただ 私たちはベトナム茶に対して コミットしているし、
ベトナム茶を愛してくれている私たちのお客様、
また ベトナム茶を 今後 愛してくれる私たちの未来のお客様、
また そもそもこのベトナム茶の発展を応援してくれているような方々、
そういった方々に責任があるし 私たちが一番大事にしたいと思っているのは そういった方々なのです。

私にとって ものすごく難しい挑戦ではありますが それでも一歩一歩前に進めていきたいと思っています。

来週もまたデザインさん デザインの会社 さんと お話をさせていただいて
私たちに最適なデザインの会社さんはどこなのかというのも 丁寧に見極めていきたいと思っています。


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