5月22日:ひとりで新聞読み合わせ
調子に乗って「ひとりで新聞読み合わせ」を今日も継続。今日は「(いろいろ悩む)出羽守モード」で読んでみることにしたい。記事ピックアップはトピック一覧から新型コロナ(海外ーアジア)縛り。
こちらから適当にピックアップした記事を自分なりにコメント。
①キーワードを選択(トレンドからぼんやり選択)
②各自で日経の記事を選択して熟読
③その選択した記事について意見交換
出稼ぎ労働者問題は東南アジアにとって非常に大きな問題。帰ってきたらきたで帰省に規制があったりする(感染してる可能性がある為)。帰国者には隔離費用を自己負担させる動きもあり(ここまで長期化したらお金ないよね)帰るに帰れない状態。そこで目先の金がいるので強盗、ひったくりなどが増加しているのが現状。
私の住むマレーシアでも経済活動の再開が始まっている。ちなみに生活者からすると「元々治安がよくない、軍の管理、一党独裁などの専制体制の経験あり→ロックダウン(警察、軍隊の取締りあり)→ニューノーマル」だと思考の移行がスムーズ。状況が受け入れやすい感じ。これが民主主義的にいいことかどうかは別問題として「受け入れやすいことが対策の効果が出やすい」ことも事実。怖いけど。
この延長は東南アジアイスラム圏在住者なら「そりゃそうやろ」。現在はラマダン→断食月で、来週はハリラヤという断食月明けの休日。そして6月1日はインドネシアの国是であるパンチャシラ(信仰、人道主義、民主主義などを基礎とする建国5原則)を記念する祝日でもある。基本的に東南アジアイスラム圏の人は「宗教的休日は家族で集まる」のが通例。この移動が感染者拡大につながるので移動をあらかじめ禁止するのだ。(ちなみにマレーシアだと6月6日は国王の誕生日。現在の国王様は黒鉄ヒロシ様に似てるので個人的に親近感がある)。
インドネシアは州、それぞれで宗教色の強弱が全然違うので国全体の取締りがとても難しい。東南アジアに関して「宗教」の重要性は外からではわかりにくいかもしれない。
ちなみにマレーシアだと宗教施設の使用は政府で制限を発表。今のところはそれで規制が出来ている(のか詳細は不明)。
新型肺炎COVID-19が登場する前は「宗教施設の見学は観光の売り」だった。それも変わっていくのだろう。本来の姿に戻るのだろうけど、ちょっとだけ寂しい。