![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160906213/rectangle_large_type_2_f4a2aa83ae6aa8a3c791e00b48640bfc.jpeg?width=1200)
高中正義LIVE黒船来航50周年参戦記その3
さて続きです。ALONE 、EUROPEとゆったり目の曲の後は、怒涛のヒットパレードです。残念ながら曲順はもう定かではありませんが(覚えてないんかい!!)、SAUDADE、A FARE WIND、渚・モデラート、SHAKE IT、タジ・マハール、HOLD ON
THE PARTY'S JUST BEGUN、FINGER DANCIN' サンダーストーム 等、もうどれも涙なくしては聴けないような懐かしいナンバー、音の洪水。会場のおじさん達も大盛り上がりです。ギターも前出のに加え、フェンダーストラト高中シグネーチャー1,2(因みに海色ブルーHSHの2の方は、限定50本で発売当時の定価は税別82万円だそうです)、あとはYAMAHAのSGも2本。SG-Tいわゆる「ふりかけSG」とか呼ばれてた個体と、ヘッドにバラのインレイが入った個体(何かのアルバムの時に登場した個体だけれど忘れました)。SGを弾く時はフロントPUの選択が多く、割らせたソロの場面では、ちょっと音がマイルド過ぎた気がしたのは私だけでしょうか?そして、HOLD ON の時だけ使ったGODINEのマルティアックナイロン(かな?)がとてもいい音してました。今日は機材の調子も良さそうで、どのギターも音の切替はスムースです。そしていよいよREADY TO FLY。 言わずと知れた高中の代表曲です。最後のギターソロもきっちりスタジオ通りに(多少端折ったけれど)弾いてくれました。これが高中のライブの醍醐味です。この曲を最後にメンバーは一旦捌けます。もちろん止まないアンコールの拍手。数分で再び全員登場。再びの大歓声。アンコール一曲目はミカバンドの名曲、「タイムマシンにお願い」黒船の時代に再びスリップ。AMAZONSの声もとても若い。さてそれが終わると、次は?あれしか無いやん。と言うことでアンコール2曲目はBLUE LAGOON。AMAZONSの3人もギター持って踊ってます。オモチャだけど。そして本当にこれが最後の曲となり、大歓声の中、メンバーはステージを後にします。
いやー、良かった。先日のサマソニとは別人のように(なんていうと怒られるかな?)ミスも少なく、高中節全開でした。ギター1本でここまで聴衆を盛り上げられるミュージシャンは他に誰がいるでしょう?色々曲折はあったけれど!本当に行って良かったと思えるライブでした。
ただ残念なのはこれ程いいライブだったのに、中ホールでの開催でしかも客の入りは7〜8分位と淋しいものだったこと。昔はチケット取るのが超大変だったのに。
あと、外国人の多さにも驚きました。私の後ろ2階席3列目は全員外人(非英語圏の白人)、会場見ると他にも外人さんが沢山います。これは氏のライブでは初めて見る光景。途中MCで上海やロスでライブが決まったような事言っていたけれど、海外でもウケてるのかな?なんて事も考えてしまいました。
全部で2時間弱。もう少し聴きたかったなぁと余韻に浸りながら会場の外に出るとあんなに降っていた雨が嘘のように止んでました。
身体に気を付けて、来年も来てね〜、絶対行きます!
と言うことで、サクッと終わらせようと思ったのに気が付くと3部作になってしまいました。最後までお付き合い下さった方(いるのか?そんな奇特な人)、本当にありがとうございました。それではまた。 SEE YOU!!