生命保険講座(資産の運用2024(令和6年)フォームA)解説
2024年(令和6年)2月、3月にかけて行われた生命保険講座(資産の運用)となります。ご購入の際は年度について、お間違いのないようご留意ください。
<ここからは正しいものを選ぶ問題です>
[21]正解イ
ア:投資リスクは、代表的には、信用リスク、市場リスク、為替リスクの3種類に分類されている。【市場】リスクとは、価格変動リスクとも呼ばれ、有価証券や不動産などの市場価格の変動によって生じるリスクを指す。
ウ:投資リスク回避策の一つに、【緩和】政策がある。これは、あらかじめ運用収益の中からその一部を手許に積み立て、投資リスクが発生した際にはこの積立金を取り崩して損失を補塡し、長期間にわたりリスクを平均化する方法である。
(参考)分散投資政策:投資リスクが発生しても、各種の投資対象に分散して運用することによりそのリスクを平均化しようというもの。
[22]正解ウ
ア:投融資決定機構のうち、【委員会制】においては、バックグラウンドの違う複数の委員の合議によって投融資決定が行われる。
イ:近年、ポートフォリオの中心が貸付から有価証券へシフトしたこと、さらに金融の国際化、技術革新の進展等により投融資技法が高度化したことから、専門担当部門の責任者が事実上の意思決定者となり、資産運用全般を担当する役員が最終決定者となる【単独制】を採用する生命保険会社が大半となっている。
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