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姓名判断【占いは統計学ではない!!】


引用記事①

占いの関係者の中には占いは「統計」によるものと説明する者もいますが、占いは独自の理論や個人の経験で構成されている面が強く、実際これまで占いには科学的な根拠があると認められたことはありません。
(参照: Wikipedia)
 
 

引用記事②

占いは統計学であるという占い師が多数いますが、その占い師たちは、統計学を知らないか、残念ながら嘘をついて統計学の名を借りて、何も知らない人に信頼感を植え付けようとしているだけです。
 
多くは統計学の名前を宣伝に利用しているだけなので、統計学を標榜する占いや占い師には注意が必要です。

よく言われるように「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数を使う」のです。
 
四柱推命でも、占星術でも、生年月日を使っていても、カードをめくっていても、占いは統計学ではありません。

占いと統計学の関係を考える一助になればと思います。
(参照: 大久保占い研究室)
(その他、非常に詳しく「占いは統計学ではない」に関して記述されています。)
 
 

統計とは

明治時代に定着したことばで、
「統(す)べてを計(はか)る」という意味があり、定められた集まりについて、ひとつひとつ調べて集め、得られた数字のことを言います。
(参照:google総務省統計局)
 
 

姓名判断も統計学ではない

姓名判断も、その根拠となる実体が掴めないため統計を取ることができません。

名前の文字や生年月日が、
なぜ人の性格や運勢に作用するのか、などの科学的立証が不可能なのです。


なので古来より、占いは神秘な分野に属されているわけです。

 
もし、かりに統計を取ろうにも、
自身のことも、親密な周囲の人のことも、理解できてない状況の中で、一体どれだけの人の何の真実データが取れると言うのでしょうか。

人は長年お付き合いしていても「こんな人とは思わなかった」なんてことは山ほど存在します。
人生は変化の連続であり、一寸先は闇、の世界です。

 
 
 昔は苗字もなく、生年月日も定かではないと言うことは周知の事実でもあります。

1950年ころまでは、主に産婆さんにより出産していましたので出生日時の不確実なものが多数ありました。
ましてや戦時中だとより不確実だったでしょう。

実際、私の知人も
「12月生まれだけど、親が縁起もかねて役場へは1月1日の届けにしたらしい。」
と言っており本人も自分の正しい生年月日を知らないままです。
 
 

こうした理由から、四柱推命や九星気学、算命学などの命式の基となる「年月日時間」は、実際にはいいかげんなものがあります。

いくら研究を積んだとしても、その大前提となる年月日時間が確かでない場合は、その鑑定結果は推して知るべしです。


姓名判断の、旧字体、新字体などの字体の選定でコロコロ変わる「画数」にしても同様です。
 
 
このように占うための基礎となる部分が不確実、間違いが多い上において、いくら独自の理論や個人の経験を述べたとしても所詮、統計とは別のものです。

統計は客観的に認められる科学的根拠が必要なのです。
 
 
ちなみに生年月日や姓名からは、
金運とか成功運、挫折運、長命短命運、事故運など諸々の運勢は占うことはできません。

その基準も明確化されていないため抽象的なものにしかすぎず全く意味を為しません。

いつ、どこで、どように、と予言者が告げるようなものは別として、生年月日や姓名でこのようなことを求めること自体が不可能です。



 

統計学・心理学の記事

ここで、統計学である「心理学」の記事を②つご紹介してみたいと思います。

姓名判断とも馴染みの深い「人の本質(心)」についての「統計学的立場」からの視点です。
 

記事①

心理学とは、人の行動や感情などを科学的に理解しようとする学問です。
 
「心理学=人の心が読める」という神話は、某メンタリストのメンタリズムが影響している可能性が高いです。

メンタリスト〇〇は、心理学も含めいろんな原理や法則などを使って、「人を楽しませたり驚かせたりするパフォーマンス(演技)」のこと。
 
実際、心理学を学ぶほど、「人の心の在り方は無数にある」ことや、「人が何考えているか分からない」ことが分かります。

「心理学を学んでも人の心は分かりません」。
 
実際の心理学は、質問紙(アンケート)や面接、過去の論文を元に多くの情報を集めて統計処理して心を科学する…そんな一面が強いです。
 
「人の心が読めるかも?」というイメージで心理学に興味を持ち、心理学部に進学する人は多いですが、イメージと実際は違うので「なんか思ってたのと違う…」と感じる人もマジで多いです。
 
心理学という聞こえの良さから詐欺まがいな本や営業コンテンツも多く存在します…
 
何度も言いますが、心理学を学ぶと「人の考えや心は分からない」ことが分かります。

以上が臨床心理士・公認心理師になってみて思ったこと。
(参照: saikolodsm.com)
 
 
 

記事②

人間は紀元前から「心」を問い続けているのに「短期間で学べる心理学講座」でいったい何が学べるのでしょうか?
 
孔子の言葉やアドラーの心理学は彼らの仮説であって、あなたの心の答えではありません。

「アドラーの心」と「あなたの心」は違うものです。
 
「心は本や講座で学ぶんじゃない。人生を通して学ぶだ!」
(参照: 心理カウンセリング空)
 
 
 
 
以上、二つの記事いかがでしたか。

何世紀にわたって研究されてきた「心理学」において、実体の見えない「本質(心)」は、解明できない。
という結論づけだと思います。
 
 
 

本質(心)は神秘

実体の見えない「本質(心)」によって表面に出された、「その時々の結果的行動」のようなものに関しての心理学研究は実に素晴らしいものがあると思います。
 
しかし、どんなに時代が変わり科学が発達したからといっても、「本質(心)」は不思議の世界から出ることはありませんし、未来永劫にわたり神秘のままです。
 
占いでも、科学でも、「本質(心)の統計」をとることは、何世紀の歴史からみても不可能なままです。

また、運勢の統計においても前述のとり、全く意味を為さないものであり、結果的に「占い統計学」は何ら根拠のないものとなります。
 
 

占い統計の注意

どこかの本やネットに「占い統計学」と書いてあったから、占いは統計学なんだ、と根も葉もないことを丸呑みしないで客観的に見つめ考えてほしいと思います。
 
前述の、心理学という聞こえの良さから詐欺まがいな本や営業コンテンツも多く存在します…
のとおりで、社会的な「統計学」という文字に翻弄(ほんろう)されることなく冷静な思考をもって見つめて頂きたく思います。
 
 
 

 
なお次回は、姓名学の根幹である「文字の霊数」についてシェアしていく予定です。
 
 
これからも「心理姓名学MY」よろしくお願いいたします。

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ご精読ありがとうございました。
 
 


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