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環境を変えることの重要性

僕は今、有料の自習室で仕事をしている。
ここは、ものすごく集中できる場所だ。
当然のことなのだが、誰ひとり雑談をしない。
全員が己の叶えたい目標のために時間を割いている。

ここに来てよかったと思っている。
なぜなら、作業量が格段に増えたからだ。
今日でもう8時間は滞在しているし、
まだ帰ろうという気持ちも起きない。

今まで、僕はカフェで仕事をしていた。
カフェも集中できるスペースではあるが、
気になることはたくさんある。

例えば、周りの雑談。
店員さんからの今日もおつかれさまですの声。
おつかれさまですに関しては、ありがたい反面。
とても恥ずかしいのだ。

また、連日8時間に渡って同じ席に居座る
といったこともできない。
次第に申し訳なさで仕事に集中できなくなる。

だから、カフェは良い反面。
悪い面も持ち合わせている。

とはいえ、このカフェ。
僕がフリーランスで働き始めた時は、
とても快適な場所だと思っていた。
家のように集中力を割くものがない。
ファミレスのように騒がしくない。

しかもコンセントにWifiまでついている。
こんなところ、長居しないわけがない。
そう考えていた。

というのも僕は家で全く集中できないタイプだ。
家で仕事をしていると、
絶対的に後ろにあるベッドにダイブするか。
知らぬ間にスマホでYouTubeを見ている。

だから、家以外の場所で仕事は終わらせる。
家は基本的に体を休める場所だと割り切ったわけだ。

カフェは家よりも集中できた。
そして作業量が格段に上がった。
今、自分がライターとして働けているのも
きっとカフェという存在があったからだろう。
だから感謝しているのだ。

とはいえ、家で全く仕事ができないというと
実は完全にそういう訳でもない。
事実、僕は家でブログを開設したし、
家でクラウドソーシングの登録をした。

僕のWebライターとしての基盤を作ったのは家だ。
家で作業をするメリットはある。
それは自分のペースで居続けられるだ。

ブログ開設もクライアントワークも。
誰から指示されるわけでもなく、
その有り余った時間を埋めるために思いついたことだ。
だから、家で何かをする何かをしない。
というのは貴重な時間であるのだ。

そもそもなぜ家で仕事を始めたのか。
それは僕が会社員を辞めたからだ。

会社では、たくさんの制限があった。
自分のやりたいを叶えることも、得意を活かすことも
今よりも断然少ないところだった。

とはいえ、会社員で働くことが
完全にダメだったとは思わない。
僕はこの時代に、社会のルールやマナーを学んだ。
それは、会社を辞めてからの自分の
ある種の命綱のようなものだった。

きっと会社で働いていなかったら、
非常識な行いをしていたと思うし、
どこかで淘汰されていただろう。
だから、会社員で良かったと思っている。

ここまで、過去を遡ってみた。
環境を変えることで僕はここまでこれた。
今、とても充実している。

でも、過去の環境でジタバタしていたから、
今の自分が存在している。
そう言えなくもないことに、気付かされた。

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