ブログ始めました。
有限会社精工パッキングの代表・平井秀明です。
ひらい しゅうめい
と読みます。小学生の頃から初めて名前を呼ばれるときは、まず間違いなく『ひらいひであき君』と呼ばれていました。
いまでも電話口でひであき社長様いらっしゃいますか?と呼ばれています。
どうも両親の話だと しゅうめい という名前に漢字を付けていったようです。
そんな ひらいしゅうめい が代表を務めています、有限会社精工パッキングの取り留めもない『ものづくり』をブログに残せていきたいなと考えています。
まず初回は自己紹介がてら事業内容をお伝えします。
精工パッキングではビクトリア型という『刃型』を用いて打ち抜き加工を専門とした町工場を運営しています。
このようなベニヤ板に刃物を埋め込んだ状態の型を機械にセッティングしプレスして打抜きます。
打ち抜く材料は色々あります。
ゴム・プラスチック・シール・マジックテープ・布などなどホントにバラエティに富んだ素材を打ち抜いています。
むしろ加工出来ないものを挙げたほうが早いかもしれません。
・鉄NG
・ガラスNG
・アクリルNG
この3種類だけは抜けません。薄い銅箔ぐらいであれば加工は出来るかもしれませんがすぐに刃こぼれしてしまいます。
では実際このビクトリア型を用いて何を作っているのか?というと。。。
『部品』です。
『部品』なんです。
『部品』としか言いようがないほどに『部品』なのです。
めっちゃ地味ですよね。
これ見ただけで使い道分かる人はいないはずです。
なんせ作っている私たちもこれが何に使われてるか分からないからです。
こんななんだかよく分からない『部品』を60年作り続けているのです。
しかし、よく考えてみてください。
この世にある全ての人工物は必ず誰かがどこかで作っている物なのです。
自然界にテレビは存在しませんし、海の中にはエアコンはありません。
だから誇りを持ってものづくりをしています。
と、建前はかっこよく言えるのですが現実はそんなに甘くないです。
そこで私が代表取締役に就任した2015年から少しづつ少しづつ事業内容を精査し、他にはない特徴を発信してきました。
これから少しづつ不定期ではありますが私が何をしてきたのか?をこのブログに綴っていけたらと思います。