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【怪物】あるドライフラワー専門店で。
正直、ドライフラワーは苦手だった。
フワフワした可愛らしいものであり、
丁寧で、きちんとした人が好むものという勝手なイメージ、自分には似つかわしくないものという、そんなイメージでしかなかったが、Instagramで、ドライフラワー専門店の写真を見たことをきっかけに、今までのイメージが覆った。まだ知らない世界があった!勘違いしてた!と、大変興奮し、気になるお店を何軒か回る、ドライフラワーの旅をした。
店の雰囲気やドライフラワー自体にも、様々なカラーはあるが、私の心を掴んだその印象は、「目に見えない魔力的」なもの。
まず落ち着いた雰囲気の部屋に入ると、
静かに、ずっしり集まっている花たち全員に、じっと私がみられてる感じ。
私は少し礼儀正しくしたつもりで、慎重に店内を見回す。
「壊れやすいので触らず、注意してご覧下さい」と貼り紙。まるで、博物館にいる。
そして、ナウシカの秘密の部屋に来たかのような、見たこともないような種類の花々。
ダイナミックで繊細で鋭くて、それでいてフワフワ柔らかくて、花なのか古代の生き物なのか分からないような見た目。
それはまるで【怪物】みたいなド迫力の花達ひとつひとつに、時間を忘れて釘付けになる。
生花のみずみずしさが終わって、世界で一番美しい特別なミイラみたいな、目には見えない霊的なパワーが感じられる。
静けさと迫力の両方を持った魔女のような美しさを、いつまでも見つめていたいような、見てはいけないような、どこか切なさを感じるような、、、。
ひとつひとつの花の全てに強い魂が宿ってるのを感じる。
知ってしまったが最後、優しさと強さで惹きつけられ、取り憑かれるようなアンティークな香り。
伝統的で緊張感を感じた独特なドライフラワーの魅力に、すっかりハマってしまった。
もうしばらくは取り憑かれたままでいるつもりなので、これから定期的にこの博物館に足を運び、芸術的なパワーチャージをするつもり。
世の中まだまだ知らないこと、ものばかり。