宅配生活
ウーバーイーツはまだ使いこなせていないが、最近よく宅配を頼むようになった。
コロナのせいというより、なぜか旦那が私に気を使って「今日なんか出前とる?」とちょいちょい聞いてくれるようになったのだ。
私が疲れるとイライラしだすことに恐れをなしてなのか。なんにせよ、ありがたいことである。
とは言え一昔前の私だったら、断ったであろう。
外食は添加物が…とか、高いし…とか考えたはずだ。私がちょっと無理して頑張ればいいだけだ、と。
だがもう限界だ。
平日も週末も関係なく働き続けるのはもうイヤだ。
料理を作るということは、まずは献立を考えることに始まりスーパーへ行き、買ってきたものを冷蔵庫へ入れ、洗い物はあらって食器棚へしまい、そこからやっとスタートできるものだ。ちなみに私は買ってきたものを冷蔵庫に入れる作業が嫌いだ。誰かにやってほしい。
デキル主婦ならば一週間の献立をササッと考えてネットスーパーで買い物はすませ、洗い物はなんか知らないうちに終わっているのかも知れないが、私はそういう人種じゃない。
掃除洗濯は好きなので、それだけならばラクにやれる。だが家事はそれだけではない。育児もあるし。
とにかく平日も週末もメラハリなくやることが続くという生活にはもう疲れた。
添加物どうこうより、そういったストレスのほうが体に良くない感じがする。嫌だな〜って思っている時の、胸の辺りに広がるあのモヤ〜ッとした感覚(というよりもはや物質)は、絶対体に悪い。
なにより家族だって、私がイライラしながら作った料理なんて食べたくないはずだ。
よって今日は寿司を取った。旦那が現金持ってないと言うので、結局自分で払ったが。
しかし寿司を取ると決まるや否や元気が出て、台所をあっという間に片付けてもまだまだ夜は長かったので、随分と得をした気分になった。
めでたし。