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DAY321 子どもとNZ 2024 家の中総売り出し

(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)

帰国を間近に控え、初期に揃えた様々なものをどんどん処分しています。

とにかく家の中を空っぽにしないといけません。
一番最初に出て行っていただきたいものがこちら。

・大きなソファ2台
・重くて大きいテレビ台
・ベッドベイスメント(脚付マットレス)2台

これらは幸運にもFreeでいただいたものです。本当に助かりました!
が、一人で持ち運べない、一人で車に詰め込めない、ということで誰かに取りにきてもらわないといけません。

さらに、以下は新品で(安かったけど)買ったもので、タイミングよく売らないといけない、大きいもの。

・冷蔵庫
・洗濯機
・テーブルと椅子4脚セット

方法は次の通り。
1. 友達・知り合いに売る、あげる
2. Op Shopに取りに来てもらう
3. Facebook Marketplaceで売るかあげる
4. TradeMeで売るかあげる

まず少し前から友達や、友達の友達に宣伝してもらいましたが、音沙汰なし。

New Zealand Red Cross (Op  Shop)で寄付したいものをPick upしてくれるサービスがあると聞いたので、申し込みに。しかしクリスマス前で一年でも最も忙しい時期らしく、引き取りに来てくれるのが2週間以上先になる・・・とのこと。

他にも「引越しなどで不要なもの無料引き取り」みたいなトラックを見かけたことがあるのですが、そこに書いてあった大きな電話番号を写真に撮っておかなかったことを後悔しました。

FacebookかTrademeか。
複数の友達に聞くと、Facebookはとにかく冷やかしの人が多くやり取りが大変だから、Trademeがいいよ。とのこと。

アカウントを作成。
写真を撮って設定・・・などしながら、なんだかんだ忙しく数日が過ぎ去り、わわわと慌てふためいて、もう時間がない!と気づきました。

そこで、100ドル以上で売るものはTrademe、それ以下またはFreeのものはFacebookでと決めました。

冷蔵庫、洗濯機、テーブルセットはTrademeに写真をアップして、引き取りに来て欲しい日付も記載。

その様子を見ること数日。音沙汰なし。
・・・怖いなぁ。間に合わなかったらどうしよう、と思いながら、FacebookのMarket placeに、大きなソファ2台などをアップしてみました。すると数分でメッセージが次々と。

真面目に最初は答えていましたが、だんだんと疲れてきて、一人の人がすぐに取りに来るというので、待っていました。

が、来ませんでした。
そして次の人は、時間の指定もして何度もやり取りをして、とっても感じが良かった(はず)のに、来ませんでした。(その後音信不通)

次の人は、散々やり取りをした挙句、持っているトレーラーに乗らない、あきらめる。とあっさり無かったことに。ソファのサイズが大きい(しかも2台)ということもあり、なかなか話がまとまりません。

子供達の前で、ずっとスマホばかり見て、夜中までやり取りをしているわたし。
もうこれでダメなら・・・、と言っても次の手がない。どうしよう。

もう一度、次の朝にタイトルを少し変えてアップロード。
するとまた「すぐに取りに行きます」という連絡あり。
「誰も取りに来ないのだけど、あなたは来ますか?」と見ず知らずの人に聞いてしまいました。
「ソファのサイズが大きいけれど、車のサイズ大丈夫?持って帰れますか?」
「私も手伝うけど、あまり頼りにならないから、男の人二人は必要だけど、来られますか?」
という質問に、全て「Yes、すぐ行く」。

もう人間不信に陥っていましたが、待っていると、本当に現れました。
大きな荷台に裸足のお兄さんたち。

二人でせっせと運び出し、あっという間に荷台に乗せました。
家の中がスッキリ!

「引っ越したばかりで家に何もないんだ、本当にありがとう」と爽やかな笑顔を残して去っていきました。

こちらこそ、ありがとう。
無料でいただいた大きなソファ。古いけれど、ガッチリとしていて座り心地はとても良かったのです。それがまた次の家で人々の団欒の中心に。

古くてもこうしてまだまだ人々の家を渡り歩き、活躍できる家具がたくさん。

こんなふうに、ベッド2台とテレビ台もそれぞれの家にもらわれて行きました。みんな乗ってきた車に乗るのか乗らないのか、なんだかんだ格闘しながらも連れて帰ってくれました。

ここまでくるとFacebookのMarket placeもかなり慣れてきました。

そんなこんなしている間に、Trademeの方では、なんと冷蔵庫・洗濯機・テーブルセットの3つ全てを同じ人が買いたいと言ってくれました。予定よりも5日間くらい早い引き取りとなりました。冷蔵庫なしの生活が数日続くけど・・・売れないよりはマシ!とOKしました。

夫が日本からくる日、朝からオークランド空港まで迎えにいき、トンボ帰りでハミルトンに戻り、約束の時間。ぴったりに現れた笑顔いっぱいの素敵な家族。
ピカピカにしておいた冷蔵庫たちを運び出すのを手伝いました。

その合間には、家を次の人に貸すためのViewingも始まり、前日に連絡を受けて、大急ぎで部屋中を大掃除。お土産探しに、子どもたちのクリスマスギフト準備。荷物を増やせない中、どうやって最小限でやりくりするか、毎日考えながら行動していました。

あんまり忙しくて、その日(夫が到着した日)、吐きました。
あれはなんだったんだろう。急激に暑くなったのもあるし、久しぶりの長距離運転と、掃除片付けの忙しさ、そしてきっと夫が来てくれた安心感で、ほんの1・2時間の間に強烈な頭痛と吐き気で寝込みました。

しかし吐いたらスッキリ。夜にはおうどんをすすっていました。

とまぁ、こんな感じで、その他にも、カーペット、机や棚など次々とFacebookで売りました。部屋の中はあっという間にガラーン。

友達から借りたクーラーボックスに、毎日氷を買ってきてやりくりしました。洗濯はランドリーへ。ほんの数日でしたが、冷蔵庫や洗濯機のありがたみを実感。

普通でも荷物の整理は焦っていたと思うけれど、どうして急がなくてはいけなかったか。
それは、世の中がクリスマス一色だからです!

ホリデーが近づき、誰もモノを取りにきたりしないのではないか、と思ったからです。
早めに行動できて、早めに全てを処分できて、本当に良かった。

車を買ってくれる人も見つかり、本当に、本当にホッとしました。

今日から小旅行。オークランドのAirBnBへ。ああ、ベッドで寝られる!冷えた冷蔵庫があるに違いない。きっと洗濯機も。久しぶりに冷えたワイン飲めるかなー

しかし、今度は息子が熱を出す・・・という、落ち着かない年末です。

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seiko
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