DAY202 子どもとNZ 2024 半年ぶりの再会
(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)
息子の誕生日
先日、9歳の誕生日を迎えました。
こちらニュージーランドでは、誕生日にお友達をたくさん読んで、家で盛大にパーティをやるお宅もあるようです。
息子は一度呼ばれた事がありますが、その時はボルダリングの施設を貸し切っていました。
さて、うちは小さくて誰も呼べないしどうしよう。と少しの間悩みましたが、すっかりそんな事も忘れている間にやってきた当日。
日本でも「お友達を呼ぶ」習慣がない我が家でしたので、息子が「誰か呼びたい!」と騒ぐ気配もなく、
フツーにいつも通り、家族のみのささやかなパーティとなりました。
誰かの誕生日とクリスマスには、宝探しゲームをやります。
毎回100均でおもちゃや文房具、その他お菓子などを買い込んで、家中に隠します。
紙に書いた問題を解きながら場所を想像して、見つけ出します。
あるときは地図、ある時は計算問題、ある時はなぞ解き。
今回は、ちょっと難しめの連想ゲームにしました。
ランダムな三つくらいの単語から宝のある場所を導き出します。
(例)
母、夜、青 →お母さんがお風呂上がりにいつも肩にかけるブルーのタオルの近く
宝物については、今回は2ドルショップ(と言っても2ドルのものはあまり見つけられない)やKmartで安くて面白いグッズを数日前から物色。お菓子などの小物から段々と目当ての本命プレゼントに近づく仕組みです。
ただ、今回の本命プレゼントのサッカーボールは2日前に息子と一緒に購入済み。しかもすでにどろんこ。
ということで家の中でも遊べるバスケットボールのゴールセットのおもちゃを用意しました。
当日、子供たちが学校に行った後から急いで宝探しの準備。
狭い家のどこに宝を隠すかが問題でしたが、なんとか場所を見つけ、風船もたくさん膨らませて飾り付け。
次はパーティの食事メニューです。
何ヶ月も前から自分の誕生日は「夜マック!」と言っていました。
が、本人の希望とはいえ、ちょっとそれはあまりになんだか可哀想な気がしてしまい、再確認したところ、大好きなナゲットが食べられれば良いらしい。
冷凍のナゲットを買ってきました。
(それの方が可哀想なんじゃないか)
オーブンの使い方がまずかったのか、あまり上手に出来ませんでしたが・・・(やはり可哀想だった)
その他、大好きなピザ、大好きなポテト、大好きなジュースやお菓子山盛り。なんとか誕生日らしい華やかな雰囲気に。
こんな時夫がいてくれたら・・・
ちなみに息子は「誕生日ケーキは、別にいらない」派なので、昔好きだったロールケーキに似たケーキを買っておきました。(わたしが食べたいから)
宝探しゲームはいつも通り、姉弟の協力で盛り上がってくれて、最後の宝を見つけるまでワイワイと楽しみました。終わってしまってから、「ビデオ撮っておけばよかったな・・・」と気づきました。夫に見せたかった。
こうして無事に息子のお誕生日(パーティ)が終わりました。
夫がやってきた日
そんな誕生日の2日後、夫が日本からやってきました!
当日は「お父さんからのプレゼントが空港に届くらしいよ」という理由で学校を早退。
先生には前日にメールでお知らせしておきました。
このサプライズを息子に勘付かれないよう、ニコニコしながら秘密を守ってくれました。
1時間半の道中、「プレゼントはどんな箱に入っているのかなぁ」「もしかしてお父さんの匂いがするかなぁ、くんくんしなくちゃ」など言っていました。
事実を知っているわたしと娘はそんな言葉に癒されながら、ワクワクドキドキ。
オークランド空港に向かいました。
無事に間に合い、夫が乗っていた飛行機も「Landed」のサインが掲示板に表示。
いつ出口に現れるか、待っている時の幸福感。そんな気持ちをピッタリ表す言葉が見つかりません。
いよいよ半年ぶりの再会。
お互いに色々大変だった数ヶ月間でしたが、久しぶりの夫は全く変わっていませんでした。
息子はびっくり声が出ない。それでもジワジワと嬉しい気持ちが湧いてきたのか、笑いながら抱きついていました。
娘は大泣き。
わたしはなぜか、涙ではなく、息子と同じように笑いが止まらない。
とにかく、家族4人がそろった瞬間。幸せいっぱいでした。
それから24時間もしない、あっという間に、いつも一緒にいるという「普通」の感覚に。
なんでも見せたい、話したい子供たちの勢いも数日で落ち着き、ずっと前から一緒にココにいるみたい。
子供たちの学校はもちろん、地元のスーパー、行きつけのアジアンスーパー、雨の日のショッピングモールに、便利なお肉屋さん、図書館、いつものランドリー。カフェ。
日常を見せながら、あっという間に10日経ち、学校の送り迎えも夫が行ってくれるようになりました。
大人が二人ってこんなにも楽なんだ・・・と思い出しました。
しかし仕事を持ってきているので、日本時間の9時ー19時頃までPCにかじりつき、電話やらオンラインミーティング続き。
ニュージーランドでは、12時ー22時です。
どこにいても同じ仕事ができてしまうのは、便利でもあり、不便でもあり。
なんとか午前中に家の近くをドライブしたりして、わたしがこの半年で見てきた景色を伝えています。
そんな忙しい最中、魚料理にハンバーグにカレーライス、野菜炒めなど、毎晩夫の手作りが食卓に並びます。
それをありがたくいただく私たち。どうやってあのテキトーな食事に戻ればいいの・・・
それにしても、暑い暑い日本から冬のニュージーランドへ。
つい最近まで秋みたいな気候でしたが、夫が来たと同時に冬が来ました。
よかったのか悪かったのか、すっかり朝晩は寒いです。
夫の帰国まであと2週間ちょっとです。
子供たちが頑張ってきたことを、あとどれだけ見せられるだろう。
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