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フェムケア成分として注目しているCBD

こんにちは、フェムケアコンシェルジュの木川誠子です。
「おすすめのフェムケアは?」と聞かれることがあるのですが、「これです!」という明確な答えは持っていません。それは、私が合うと思っているフェムケアが、その人にも合うとは限らないから。

必要なフェムケアはひとりひとり異なる


市場には、たくさんのフェムケアアイテムやサービスがあって、私自身も3000個以上使い続けていますが、それぞれにいいところがあると思っています。だから、そのアイテムやサービスが【いい・悪い】という判断はしていなくて、結局のところ自分に【合う・合わない】だと思っています。自分に合うからいいアイテムだと思う、という意味でも。

そして、必要なフェムケアもひとりひとり違いますよね。自分に必要なケアを、自分に合ったアイテム・サービスで取り入れることが重要。

基本的にはそう考えているのですが、唯一ともいえる例外は、植物のヘンプから抽出される有効成分のひとつであるカンナビジール、CBDと呼ばれる成分が入っているアイテムです。

グッドバランスを作るための調整役


私たちの身体には、ストレスや生活習慣、女性ホルモンなどのさまざまな環境因子の影響を受けてゆらいだときに、自動調整をして適切な状態に保とうとする働きがあります。ホメオスタシスといわれる、恒常性機能です。

でも、そのゆらぎが頻発したり、ゆらぎの振り幅が大きかったりすると対応しきれなくなることで不調につながっていきます。そうならないために、“自分にとってのグッドバランスを作るためのサポート成分”としてCBDが活躍してくれると考えています。

体内にはCBDを受け取る受容体がある


実は、CBDに似た成分は体内で分泌されているそうです。ですが、ビタミンやミネラルなどの栄養素と同じように足りなくなることがあることから補充が必要。

CBDは、体内に入るとCB1受容体とCB2受容体がキャッチして、バランスが崩れて引き起こされた不調を整えるために働いているとされています。この一連の流れはエンドカンナビノイド系といわれていて、1990年代に発見されたそうです。最近の出来事ということもあって、日々研究が進められているから常に情報がアップデートされている状況。これから解明されることがいろいろあると思うと、とてもワクワクします。

そして、このエンドカンナビノイド系がホメオスタシスを保つサポートの役割を担っているといわれているので、CBDは全員に必要な成分といえると思います。

フェムケアとして取り入れるCBD


飲むオイル、ロールオン、サプリメント、グミやチョコレートなど、CBDを配合したアイテムはいろいろあります。もちろん、デリケートゾーン用アイテムも!例えば、CBDのほかに、月見草油、セサミオイルなどが配合されたシンプル処方の『fuwari』や、産婦人科医が開発したスウェーデン発の『ヘンプリーバランス』などがあります。

左から、ウォッシュ、セラム、オイル。
『ヘンプリーバランス』は、すべてにCBDが配合されています。

日常的にデリケートゾーンのケアをしているという場合は、今使っているアイテムが終わったらCBD配合タイプを試してみるのもいいと思います。普段からケアしていると、その違いがわかりやすいかなと。

CBDはフェムケアと親和性がある成分だと思っているので、具体的なアイテムについては、またの機会にお届けしていきます。

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