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闇バイトが増えるのは社会システムにも問題がある。

 今、最近話題になっている闇バイト。闇バイトと聞くとほとんどの人が知っていると思うが、ざっくり言うと強盗、詐欺の受け子、運び屋、携帯の不正買取など多岐にわたる。
 
 なぜ、若者で闇バイトで強盗に手を染めて完全に人生を詰む事件が多いのか、それは正直に言うと社会システムに問題があると思う。

 よく「環境のせいにしたらいけない!」とか綺麗事の夢物語ファンタジーのようなことを言ってる人もよく見かけるが、彼らは無責任にそう言ってるだけである。話はそれたがそんな連中には関係のないと他人事なのだろうけど、現実、必死に頑張っても給与は上がらない、そして無駄に高い税金に社会保険料、そして完全に腐敗した政治家が政権を握る国家。そりゃあ未来に絶望するに決まっている。

 何かしらの才能でのし上がれたならまだ運が良い方。どうしても何者にもなれなかった者が働けば働くほど消費して結婚して子供を作りやすく、そして教育などがしやすくできるような政策を取り組まなかった国のシステム、政治にも問題がある。
 
 失われた30年といった経済的な面でも凡人が生きやすい世の中よりも自分たちの利権がかわいい政治家、財務省の悪行が闇バイトの影響力を底上げしているのである。つまり、政治家と財務省は国家ぐるみで闇バイトを増やして加担しているようなもの。

 政治家と財務省など国に対する不満を挙げたが次に社会にも原因がある。給与が上がらない、税金が高いといった原因の貧困の問題もあるが、それに対してほとんどの人間は職がなかなか見つからない人に「働け!」と軽々と口にする。
 だが、働くとその人が働いている業種を貶す文化が日本にある。
 
 例えば「コンビニで働いてる人は底辺。」「警備員は落ちぶれた人間の行くなれ果て。」「工場は誰でもできる仕事。」「バカでも出来る仕事」とバカにして貶すのをよく見かける。そして世を支える上で大なり小なり必要なのに待遇も人扱いされていないも同然。

 結局、手のひら返しでコンビニ、警備員、工場、建築土木、郵便配達、ポスティング、介護保育の業界で働く人を貶してイメージダウンさせる。これらは敷かれたレールを歩く人(サラリーマンや公務員、有名人)によく見かける。
 
 テレビやYouTube、ブログなどの印象操作でそれらの業種を貶して「そこで働くのは人生の終わり」みたいな風潮にしたことで、業界に人が集まらず人手不足になったりするし、まず第一に働いてもイチャモンつけられるなら闇バイトで一攫千金狙った方が良いという決断になるのだと思う。

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