大晦日のカメラ
今年最後の散歩。
さてカメラをどうしようかと、あれやこれや候補を上げてテーブルの上に置いてみる。もちろんライカもそのうちのひとつでレンズはすでに決めていた。しかし最後の最後、候補の中でも最も重いコンビに決める。
SIGMA sd QUATTRO H と40ミリf1.4、レンズ単体で1kgを超える50ミリクラスでは超弩級のレンズです。日暮れまでに残された時間は僅か、それほど歩くことはないだろうというのが、選んだ理由とも言えるけど、本当のところは重過ぎて持ち出す機会が滅多にないというのが正直なところ。
恵比寿の鉄橋まで行って、陽が落ちるのをながめていると今年もいよいよ今日で終わりという実感が湧いてくる。陽の向きが変わるのを待って一枚撮って帰ろうと構図を決めたところに人が入り込んできた、これを幸いとAF頼りのワンショット。
構図的にはよいところに収まったと本人は思っています、でなければ退屈な構図でしたから。しかし瞬時に追従してくれたAFは、普段RFのマニュアル撮りにとってはマジックツールのようで大助かり。
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