日々の診療お疲れ様です。TROT(トロット)です。
先日初学者向けの肩の挙上制限の講義を受けました。
改めて、肩っていろんな側面を持っているなあと感じました。
そういった先輩セラピストを思い出します。
勉強会の箇条書きの内容にはなりますが、良い内容だったのでシェアしていきます。
寿命延長に伴い人生の活動時間が延長することで機能障害が増大するはず
なぜ機能障害が生じてしまったのかを理解するためには機能解剖学が重要
肩関節の区画と治療対象
・可動性を出すためにGHに強く付着する靱帯は少ない
→ 関節包を補強するイメージ
・関節包のニュートラルポジション:水平内転45°/外転挙上45°
・関節包の区画分け:4分類(前上方、前下方、後上方、後下方)
・屈曲位での内旋(下部・後方の組織の伸長):棘下筋、小円筋
挙上運動の構成
3つのフェーズ(〜90°、〜130°、130°〜)に分類し、どの機能が必要なのか逆算する
肩甲上腕リズム:〜90°まではGH、90°〜はIST要素が入ってくる
GHが動かないと、肩甲骨の挙上で代償してしまう
①初期(〜90°):肩自体の影響
②中期(〜130°):肩+他関節の影響
③最終域(130°〜):他関節の影響(より遠位部からの影響
フェーズ別のテスト法
確認すること:①フェーズ ②ポジション ③痛み(圧痛)の部位
挙上初期:触診
挙上中期:臥位での屈曲運動
コンディショナルテスト(上半身由来)
コンディショナルテスト(下半身由来:イスを用いる)筋をたゆませるイメージ
治療
初期〜中期に行う運動
中期〜後期に行う運動