渡韓整形レポ。フル切開リフト+ジョールファット再配置+顎下脂肪吸引(2025年1月11日更新)
2024年12月19日~27日に江南に渡韓して
フル切開リフト+ジョールファット再配置+顎下脂肪吸引をしてきました。
クリニック名・費用・執刀医・ビフォアフなどをまとめましたので、渡韓整形を検討している方はもし良ければご覧ください。
(少しでもお役に立てたようでしたら「スキ」押していただけると嬉しいです!)
目次は下記の通りです。
noteの途中に縫合部分の写真等も登場するので、センシティブな写真が苦手な方はご注意ください。
クリニック名:タシピウム整形外科
公式ホームページはこちらです。
クリニックの決め方
X(旧Twitter)で実体験を投稿している方も多く、その仕上がりが非常に美しかったため選びました。ただし、近年人気が高まっているようで、数年前と比較して手術代が2倍ほど跳ね上がっているそうです。
クリニックへの連絡方法
上記のホームページにLINEアカウントのリンクがあります。友達追加をした後にご自身の顔写真や悩みを送ると、日本語で担当者が返信をしてくれます。営業日であればかなりスピーディーに返信してくれるので、検討が非常にスムーズに進みました。なお日本語通訳は3人体制とのことです
オペ日を予約する場合、費用の10%を予約金として送金する必要があります。送金にはwiseのアカウントが必要になります。
フル切開リフトの持ち物
下記のnoteにまとめました。良ければご覧ください。
費用:約1350万ウォン(税込)
私が受けた施術の料金は下記の通りです。
①フル切開リフト:1210万ウォン(税込)
②ジョールファット再配置:110万ウォン(税込)
③顎下脂肪吸引:110万ウォン(税込)
合計:1430万ウォン(税込)
今回はモニター(写真の提供+口コミ投稿)で施術を受け、かつ、クレカで支払ったので下記が適用されました。
モニター割引:▲10%
クレカ決済手数料:+5%
そのため支払総額は
1430万×0.9×1.05=約1350万ウォン です。
(実際は追加で薬等を購入したので、厳密には異なります)
なおタックスリファンドをすることで110万ウォンが還付されるようです。タックスリファンドの方法についてはこちらのnoteをご覧ください。
整形証明書は有料(1万ウォン)
オペ後に発行を依頼し、韓国語と日本語が併記されたものをいただきました。韓国から日本へ戻るときに必要になることもあるので、不安な人は念のため発行してもらいましょう。
執刀医:カク・ミノ先生
タシピウムではカク・ミノ先生のみが執刀を担当しています。他の先生はいらっしゃいません。
DTの体験談・経過レポ・ビフォアフ
ここからは実際の写真とともに体験談や経過をお見せしていきます。
まだDT期間中のため、定期的に加筆していこうと思います。
切開リフトをやろうと思った理由
輪郭三点と加齢による口横のたるみ・フェイスラインのたるみが気になり、切開リフトを決意しました。LINEのカウンセリングの時点では、少なくともフル切開リフトは絶対にやろうと決めており、ジョールファットや顎下の脂肪吸引をやるかどうかは現地で先生と相談してから決めようと思っていました。
オペ当日
10:20にクリニックへ。常に通訳のスタッフさんが横にいてくださるので、韓国語がしゃべれない人でも安心です。クリニックの外観はこちら↓
まず室長さんから改めてフル切開リフトや脂肪吸引等の施術の説明・リスクの説明を受けます。
その後、カク・ミノ先生と直接相談をします。カク・ミノ先生は非常に丁寧に時間をかけて説明して下さいますし「何か分からないことはある?」「不安なことはある?」と適宜先生側から投げかけてくれるのでとても安心です。
オペに向けて下の写真のようにマーキングをしてもらいながら話を聞いていきます。先生いわく私の場合は口横にたるみがあり(写真の黒い年輪のような部分)、一方でほほ骨下にコケ(年輪の上の青い部分)があるため、切開リフトだけでなくジョールファットの再配置もした方が良いとのことでした。またフェイスラインのたるみを改善させるために顎下の脂肪吸引もした方が良いとのことでした。
フル切開リフトの切開位置は「耳の周囲に沿って+後ろのヘアラインに沿って」が全員共通で、これに加えて下記の2パターンのどちらかを選ぶことになります。
A:耳の上の髪の中
B:もみあげ前のヘアラインに沿って
Aの場合はリフトアップ効果がBよりもやや大きい反面、もみあげがやや上後ろに移動してしまうというデメリットがあるそうです。私はもともともみあげが短く、髪も長めだったのでリフトアップ効果重視でAを選びました。
12時頃にオペ室へ移動。静脈麻酔を入れ始めて数分後には意識がなくなっていました。
目が覚めたのは17:30頃です。麻酔の反動でやや意識が朦朧としており、車酔いのような気分の悪さがありました。オペ中は尿道カテーテルを使ったそうですが、起きた時には既に外されていました。下は起きた直後の様子です。
その後、回復室に移動して横になり休憩をとります。15分ほどおきにスタッフの方が様子を見にきてくれました。18時過ぎにはクリニックを出て徒歩でホテルに戻りました。帰った時の様子は下記です。マスク・眼鏡・ニット帽でカモフラージュしようと思ったのですが全然隠せていないですね。。。
退院時、クリニックからは下記のものが渡されました。
・飲み薬(7日分。下記の写真の個包装のパウチ)
・飲み薬(3ヶ月分。下記の写真のボトル状の3つ。傷跡を目立たなくする薬。購入は任意)
・軟膏(足りなくなるので後日自分で薬局で買い足す必要があります。処方箋不要です)
・睡眠薬(一晩分)
・枕の汚れを防止する吸水シート
・ガーゼ
・冷却用のアイスパック
・タックスリファンドの書類
・手術の注意点が書かれた書類
ホテルに帰り、日本から持ってきていたキユーピーの流動食を食べました。包帯とテープで顔がガッチリ固定されているので口が指1本くらいしか開かないので流動食を持ってきて正解でした。
この日は枕を2つ積み上げ、吸水シートを敷き、頭が高くなるようにして寝ました。
DT1日目(包帯を外す日+フェイスバンドへ切り替え)
10時にクリニックへ。包帯とドレーンを取ってもらい、フェイスバンドの付け方の説明を受けます。今日は寝る直前までバンドを付けるように、とのことでした。
その後、腫れ緩和のレーザーを30分照射し、抗生剤の注射を打ってもらいました。
下の写真は横から見た様子です。殺菌効果のある軟膏を大量に塗っているので見た目は汚らしくなっています。耳の裏を圧迫するためにかまぼこ大のガーゼの塊(をサランラップで巻いたもの)をバンドの内側に入れています。
DT2日目(クリニックは休業日)
フェイスバンドを「2時間つけて1時間外す」を繰り返します。また軟膏を1日10回を目標に塗りまくるよう指示を受けました。
口は指1.5本分くらいしか開きません。流動食を食べたり、ナイフで小さく切って食べるなどの工夫が必要です。
DT3日目(テープを外す日+シャンプー解禁)
クリニックへ行き顔のテープを外してもらいました。口が開きやすくなり、かなり食事がしやすくなりました。頬に貼ってあるキズパワーパッドのようなものは抜糸の日までこのままにしておくそうです。
また腫れ緩和レーザーの照射+抗生剤の注射をしてもらいました。
ホテルに戻り久しぶりのシャンプー。そのあとに撮ったのが上の写真です。口横のたるみがなくなっていて良い感じです。面長感も緩和された気がします。皮膚の感覚はかなり鈍く、厚手の布越しに触るときのような感覚しかありません。
横顔はだいぶ腫れぼったいですね。顎下~フェイスラインが腫れており、触るとまだ硬さがあります。耳の裏もまだまだ見た目がグロテスク。ニキビ?のような白い点々もあります。
本来であればこの日以降もフェイスバンドを「2時間つけて1時間はずす」というのを繰り返す必要があったのですが、私は血があまり溜まっていないらしく、この日以降フェイスバンドは「1日1~2時間、緩めに着ければ良い」というかなりラッキーなことになりました。このようなケースは稀だそうです。
その代わり、男性は耳の裏の傷が治りづらいらしく(女性よりも血流が悪いそうです)、軟膏を念入りに1日10回を目標に耳の裏に塗るよう指示を受けました。
DT4日目
この日もクリニックへ。腫れ緩和レーザーを1時間照射してもらいました。DT4~6日目あたりが最も腫れるとのことで、確かにDT3日目と比べると顔がやや横に広がった気がします。
DT5日目
本日はクリニックが休業日なので通院はナシ。昨日よりも顔の腫れが大きくなった気がします。
私は耳の裏、特に左耳の裏の傷の治りが遅く、下の写真のようにややグロテスクな感じになっています(灰色っぽいグチュグチュしたものは軟膏です)。
DT6日目
当初は腫れ緩和レーザーのみの予定でしたが、急遽院長の予定が合ったとのことで傷の様子を見てもらいました。先生いわく「今日が一番腫れる日」とのこと。
また、傷のふさがりは順調ではあるものの、やはり左耳裏の治りが遅いとのことでサービスでエクソソームを塗布してもらいました。
左耳の傷の治り具合は下のような感じです。5日目と比べると赤みの範囲が減り、ニキビのような白いポツポツも減ってきました。代わりにかさぶたの様な色の濃い部分ができています。先生も「治る過程でかさぶたのような状態になる」とおっしゃっていたので、きっとこの変化も予定通りなんだと思います。
軟膏が足りなくなったので、帰り道に薬局に寄って同じものを購入しました処方箋は不要です。(オペ直後にクリニックから貰った2本に加えて、渡韓期間中に自分で合計4本追加で購入しました。日本帰国後に使う分も含んでいます。)
DT7日目(抜糸。この日以降フェイスバンドは付けなくてOK)
10時頃クリニックへ行って抜糸してもらいました。キズパワーパッド的なテープを新しいものに貼り換えてもらい、腫れ緩和レーザーを30分照射しました。テープは主に頬周りの脂肪吸引をした人向けに貼っておくものらしく、私の場合はそこまで重要ではないとのこと。今日から1週間を目安に貼り続けておくと良いが、邪魔なようであれば剥がしてしまって良いとのことです。
また、この日以降もうフェイスバンドは付けなくて良いとのこと。日々の生活に支障が出ずに済むのでかなりラッキーです!(DT3日目のパートで記載しましたが、このようにフェイスバンドを付けずに済む人は稀らしいのでご注意ください)。
私の場合は耳裏の傷の治りが遅いため「抜糸後、2週間は軟膏を塗り続けるように。特に耳の裏は念入りに」と指導を受けました。
DT 13日目
まだフェイスライン周辺は腫れぼったく、硬さもあり、麻痺もまだ残っています。一方で顔の中心近く(顎先、口横、鼻の横)あたりは固さや麻痺が取れてきて感覚が戻ってきました。
右耳の裏は治りが早いです。縫い目はまだ分かるものの、周辺の赤みはだいぶ治まってきました。
左耳の裏は治りが遅く、かさぶたのようになっています。ですが日が経つにつれて周辺の赤みが治まってきました。13日目のかさぶたのようなモノはいつかポロっと剥がれるのでしょうか・・・?まだしばらく経過を見る必要がありそうです。
アゴ下のあざはほぼなくなりました。皮膚の色味はもうほぼ元通りです。あとは腫れと硬さがなくなれば完璧です。
DT20日目(フェイスラインの腫れが引いてくる)
私はフル切開リフトだけでなく顎下の脂肪吸引もしているため、横から見たときの腫れがしばらく目立っていました。下記がその変化です。14日目頃まではかなり腫れており、そこから徐々に引いてきました(ここからさらに腫れが引くことを願っています・・・!)。
ちなみにですがどうやら私は頬・口・鼻周りよりもフェイスラインが腫れやすいらしく、確かに思い出してみると輪郭三点をやったときもフェイスラインがかなり腫れていました(下記は当時の様子です)。
正面の変化は下記の通りです。クリニックからは「DT6日前後が一番腫れる」とのことでしたが、私の場合は(フェイスラインの影響もあり)正面は14日頃が最も腫れた気がします。そこから20日にかけて腫れが引いてきました。
下記の緑の部分が現状の麻痺と拘縮の範囲です。顔の中心は感覚がほぼ元通りで、皮膚の固さも特にありません。耳の前やエラの周辺はまだ麻痺が残っており、触ったときもまだ固さがあります。
ただ、特に表情がいびつになることもなく、日常生活には全く支障はありません。
DT21日目(耳裏の傷がかなりキレイに)
ずっと気になっていた左耳の傷跡ですが、カサブタのようになっていた部分がDT16日頃にポロポロと取れ始めて、DT21日頃にはかなりキレイになってきました(良かった・・・!)。
さらに傷跡がキレイになるよう、引き続き軟膏を塗り続けようと思います。
いったんDTレポートはここまでになります!
今後もどんどん加筆していきますのでまた後日ご覧いただけますと幸いです!加筆した際はX(旧Twitter)でもお知らせします。