舌苔の原因・黄色と白の違い・はちみつ・除去する方法・臭い・舌苔歯ブラシ・治療方法
舌苔の原因
舌苔は舌の表面に白や黄色の苔のようなものが付着した状態です。
この付着しているものの正体は、細菌や食べかす、口の中の古くなった粘膜のかすが付着している状態です。
口を開けている癖がある人は、口の中が乾燥して舌苔が出来やすくなります。
また、加齢に伴い、お口の動きが鈍くなり唾液の分泌量が減ることでも舌苔が付着しやすいです。
その他の原因には、ストレスによる影響や免疫力が低下している場合でも舌苔が付着しやすくなります。
もともと舌には、糸状乳頭という突起物が密集して舌の表面を作っています。
食事をすると、この糸状乳頭がにょろにょろと動いて、食道へ食べ物を運ぶ手助けをします。
また、この糸状乳頭の中には茸状乳頭という赤くて丸い点がありますが、この茸状乳頭には味蕾という味覚を感じるために必要なものがあります。
このように舌にも重要な役割がありますが、舌苔が付着していると、食事中の咀嚼や飲み込み憎さを感じたり、味覚の変化や食べ物の味を認識することができず食欲の低下へとつながってしまいます。