排便障害とは・原因・種類・治療方法

排便障害の原因
排便障害の原因は様々な疾患が考えられます。

便秘とは便が全くでない状況のみならず、便は出ていても残便感がある、コロコロの硬い便である、十分な量が出ない場合も含みます。

これらの場合、食事の乱れやストレス、不規則な生活から自律神経や腸内環境が乱れることが原因です。

また、便意を我慢すると脳が排便の指令に鈍くなり便秘に繋がります。

また、大腸がんが原因である場合、膀胱直腸障害が出現し便秘や下痢になりやすく、細い便が出たり排便時に出血を伴う場合があります。

がんが原因である場合は、このような排便障害以外にも食欲不振や体重の減少、貧血などの症状も出現します。

がん以外にも脱腸や痔が原因で便秘になるケースもあります。

便失禁は、便意を感じてもトイレで排泄することができず漏らしてしまうことです。

認知症を患っている場合や、加齢から肛門括約筋が低下して便失禁する場合があります。

また、子宮頚がんが進行し、大腸へ浸潤していき子宮頸部と大腸に通路が出来てしまい膣から便がだらだらと出てしまうこともあります。

他の原因では交通事故や手術の後遺症で脊椎損傷により脊椎から骨盤につながる神経が麻痺することで便失禁になることがあります。

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