黄疸の原因と症状と治療方法ともし放置していると…
黄疸の原因
黄疸はビリルビンという物質が血液中に増加し、皮膚や粘膜、眼球の白目も黄色く変色する状態を示します。
本来このビリルビンというものは、酸素を運ぶ赤血球がその役目を終えて破壊された状態のものを示し、赤血球から出たビリルビンが血液中に乗って肝臓に運ばれ胆汁の中に排泄されます。
しかし、肝臓や胆汁の排泄に障害があるとこの働きがストップするため、血中のビリルビン量は増加して黄疸となります。
また、黄疸の原因は下記の4つがあります。
・溶結性黄疸
これは、急激に赤血球が破壊され血液中の赤血球数が減少し貧血になります。
それと同時にビリルビン値も上昇するため、黄疸の症状が出現します。
・肝細胞性黄疸
これは、急性肝炎や肝硬変、アルコール性肝障害や肝臓がんなどにより、肝臓が機能せずビリルビンを取り込むことができないために黄疸になります。
・閉塞性黄疸
胆汁の流れが障害されている状態により黄疸になります。
本来、胆汁は十二指腸に流れますが、その機能が結石やがんにより機能されないと黄疸の症状が出現します。
・体質性黄疸
体質的に黄疸になりやすい場合を言います。
遺伝的に黄疸になりやすいという場合もこれに含まれます。
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