温泉について知ろう!温泉の効能や療養泉とは?日本生活環境支援協会】
日本人の大好きな温泉ですが、その効能などに期待をして薬理効果として利用する人も多いでしょう。しかし、療養泉と言われる温泉によってその効能が違うことは知っていますか?この記事では、温泉の効能や療養泉についてお話させていただきます。
温泉の効能、療養泉について
温泉に入るときに、効能の書かれた看板などを見たことがありませんか?打ち身、肩こり、冷え性など温泉は身体の調子を整えてくれるイメージは、この効能書きから受けるものがおおいのではないでしょうか。
効能書きで効果が期待できる温泉のことを「療養泉」
温泉の中で薬理効果が認められるものを「療養泉」。温泉法で、温泉と定義されているなかで薬理効果や療養効果があると認められる温泉は、「療養泉」に分類されます。
療養泉は、温泉と同じく一定の温度、または源泉に含まれている薬理物質と含有量を基本に定義されています。薬理物質は、温泉よりも療養泉のほうが条件とされる含有量が多くなっています。
例えば、250mm含有されていれば温泉として定義されても、療養泉と定義されるには、その含有量は1000mm以上と決められています。
療養泉は、泉質ごとに分類、効能が決められている
泉質は、温泉施設が泉質を掲示するときに使われる名称です。温泉のジャンルのようなもので、泉質ごとに効能が決められています。
泉質の効能は、浴用と飲用の2タイプ
療養泉の効能は、入浴によって得られるものと、飲用した場合に定められています。浴用の一般的な効能について、ご紹介します。
・筋肉や関節のこわばり
・運動麻痺による筋肉のこわばり
・冷え症
・末梢循環障害
・胃腸機能の低下
・軽症高血圧
・糖尿病
・軽い高コレステロール血症
・軽い喘息
・痔の痛み
・自律神経不安定症
・ストレスによる諸症状
・病後回復期
・疲労回復
・健康増進
などがあります。温泉の効能は、一回の入浴で得られるものが少ないので定期的な浴用をおすすめします。近くに療養泉があるという人は、ぜひ利用しましょう。
日本生活環境支援協会には温泉観光アドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。
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