ペットを身勝手な理由で手放さないように知っておきたいこと【日本生活環境支援協会】
新しくペットを飼い始めた人が、2019年から2020年までで犬では114%、猫では116%と増えています。飼い主が、ずっと飼育をしてくれたらいいのですが身勝手な理由で手放す人もいるようです。
身勝手な理由で手放す理由
ペットがトイレを覚えてくれない
・犬がトイレを覚えない
・犬がどこでもオシッコをする
・一緒に寝たいのに布団にオシッコをされた
などの理由で、犬を引き取ってほしいという依頼もあるそうです。
それらの理由で水を与えなかったというケースもあり、これは虐待と同じ行為になります。
犬にも必要な水分量があり体重が5kgほどの犬であれば、1日500mlのペットボトルと同じくらいの量が必要になります。具体的には
・体重の10%前後の飲水量が必要
・冬の時期はこの目安よりも飲水量が少ない
・夏の時期はこの目安よりも飲水量が多い
・子犬はやや多めに飲むことが多い
があります。
この他にも、ペットのせいで旅行に行けなくなったなどの理由、散歩が面倒になったなど。飼うからには、病院に連れて行ったり、もちろん旅行に行くにはペットが泊まれるところや、ペット専用ホテルに連れて行ったりしなければいけません。
殺処分について
飼い主の身勝手な行動で、ペットの殺処分はまだまだたくさんあります。殺処分の方法は、炭酸ガスによる窒息死や注射による安楽殺等、環境省の「動物の殺処分方法に関する指針」に従い、可能な限り「できる限り殺処分動物に苦痛を与えない方法」によって殺処分を行うことが求められています。
可愛いから飼ったはずのペットたち。人間の身勝手な行動でこういった処分がなくなればいいと思います。
現在は積極的に引き取りも行なっており、動物愛護団体の活動により保健所へ行くペットの数も減ってきている。飼い主側の引越しなどの理由で手放すなど、そんな理由での引き取りも拒否できるようになりました。
日本生活環境支援協会には犬・猫ペットブリーダーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。
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