ペットブリーダーが教える「チワワの特徴や性格」【日本生活環境支援協会】

真ん丸の目がチャーミングなチワワは、CMで一世風靡をして以来、現在も人気ランキングでは常に上位にランクインしている人気の犬種です。

今後、チワワを家族として迎え入れようと思っている方は、どんな性格をしており、どんな特徴を持っているのか気になりますよね？

今回は日本生活環境支援協会のペットブリーダーがチワワの特徴と性格についてご紹介していきます。

チワワの特徴

チワワは世界で最も小さい犬種と言われており、体重は1.5㎏～3㎏、体高は約15㎝～23㎝の子が多いです。

被毛は毛の短いスムースコートと毛の長いロングコートの2種類あります。

元々チワワはスムースコートのみだったのですが、アメリカに持ち込まれ改良された結果、ロングコートのチワワが生まれたと言われています。

毛色もバリエーション豊かで、ホワイト・ブラック・レッド・チョコなどがおり、毛色の豊富さも人気の一つとなっています。なかには、稀少なのですが短マーキングと呼ばれる、目頭に眉毛があるような毛色の人気が出てきているようです。

チワワの性格はオスとメスで違う？

チワワの性格では、オスとメスで違うと言われています。そこで、ここでは両者の性格をご紹介していきましょう。

オスの性格
オスのチワワは攻撃性が強く活発な性格を持っており、自分より体が大きな大型犬にも屈することなく立ち向かっていきます。

また、リーダー意識も強く飼い主やその家族よりも優位に立ちたがる面も持っているため、しつけを間違うと勘違いをし飼い主の言うことを聞かなくなってしまうことも。

一方で、甘えん坊で人懐こいところもありますが、警戒心が強い傾向にあるので知らない人には吠えたりする部分もありますので、番犬として良い働きをしてくれるでしょう。

メスの性格
メスのチワワの性格はとても穏やかで大人しいことが特徴です。また、飼い主やその家族に対し従順さや独立心が目立ち、オスより知能は高いと言われています。

そのため、オスに比べるとしつけなどの手間はかかりませんが、しつけをしなくて良いというわけではなく、主従関係を学ばせるためのしつけは必要です。

成長すると独立心が高くなりマイペースな部分が目立ってくるため、過剰にかまったり世話を焼いたりするのはやめましょう。

メスの場合は、生理前になると攻撃的な行動に出ることがあるため、生理周期をしっかり把握しながら接してあげてください。

今回は、チワワの特徴や性格についてご紹介してきました。
特徴についてはオス・メスとそこまで違いはないのですが、性格は違う部分も多いので、これからチワワを飼おうと思っている方は参考にしてみてくださいね。