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ペットホテルのストレス【日本生活環境支援協会】

お留守番ができればペットホテルなどに預けるのもOKだと思っていませんか?自宅には飼い主さんが帰ってくることを知っていますが、預けられた場合は「いつ迎えにきてくれるの?」と不安でいっぱいかもしれません。

飼い主と離れること

飼い主と長期離れることは愛犬にとってストレスになることは間違いないですが、感じるストレスに大小があります。強烈なストレスがかかった場合、犬は異常行動をとったり、病気になったりします。実際の行動については前回お伝えしました。精神面に後遺症のようなものが残るケースもあるほどです。

新しい環境へのストレス

犬は新しい環境にも強いストレスを感じます。仮に飼い主が傍にいても、新しい住居に引っ越すと愛犬はストレスで下痢になったり、小さな音でも気にしたりします。

外の環境にまったく慣れていない犬が、犬の宿泊も許可されている施設で一泊するだけで、自宅に戻ってくると下痢になったりもします。もちろん犬種によってこの傾向が強い、弱いがありますが、どういった犬種であれ、こちらも経験によってカバーが可能になります。

「慣らし」というものです。自宅で預ける環境づくりが一番ですが、まずはそのペットハウスに短時間過ごすところから始めてみましょう。いきなり丸一日は厳しいです。もしもそのペットハウスがトリミングなどをしているようであれば、トリミングで預けてみるのがいいでしょう。

他の犬がいるストレス

ペットホテルも商売ですので、一頭だけを預かっていたのでは成り立ちません。数頭の犬を預かることになります。日頃多頭飼いをしているのであれば大きな問題になりませんが、他の犬とあまりかかわったことがない犬にとっては大きなストレスの原因になります。

犬種によってタイプは違いますが、これは社会化期に他の犬と交わる機会を設けてきたのかにもよります。休日の度にドッグランに行ったり、散歩のときに他の犬と触れ合ったりしておくと社交性は身についます。他の犬と一緒にいることに免疫がつきます。

日本生活環境支援協会にはペットホテルソムリエの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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