親は子供の人生のプロデューサー
プロデューサーとは…
とWikipediaにはのっていますが…
あれ?!
これって子育て中のママパパと一緒じゃない?
こんにちは!【子育て研究者】kotoです!
今回は、子育てという超大きな案件の
ママパパのプロデューサーとしての責任について
ちょっと考えてみたいと思います。
▶子育ては一大プロジェクト
子育てって、めちゃくちゃ大きな
プロジェクトだと思うんですよ。
わが子という一人の人間を、
大人にするための
一大プロジェクト。
ママやパパは、その
ビックプロジェクトのプロデューサー。
どこを目指すかも自由!
なにをするかも自由!
そんな壮大なプロジェクトを任されて
ワクワクする~!
と楽しめるママパパがいる一方で
そんな責任のあることできないよ…
全部自由って言われても、
どうすればいいか分かんない…
と不安になるママパパだって多いはず。
かく言う私も、
子育ての責任を背負うなんてムリ!!
重圧から逃げたい~(T_T)なんて思うほど
子育ては超苦手分野でした。(今もか笑)
でも、どんなに不安に思っても、
赤ちゃんを妊娠したその瞬間から
そのプロジェクトは
どんどん進み始めているのです。
いくら「やめたい」と思っても、
始まった以上は「やるしかない」
(しかも、始めたのは
間違いなく親である自分たち)
それが命の誕生であり、子育てなのです。
▶なにもしなくても、子供は育つけど
ちょっと大げさな言い方をしてみましたが、
「やるしかない!」と
覚悟をもって努力するのと、
なんとな~く子育てしているのとでは、
子供に与える影響って、
かなり違ってくると思うのです。
もちろん、何をしても、何をしなくても
死なない限り、子供は育ちます。
人間が育つ力というのはすごいもので
栄養満点のご飯を食べさせていても
菓子パンばかりを食べさせていても
外から見れば、たいして変わりないほど
育ってくれる。
でも、内側はどうでしょう。
当然バランスのよい食事を
積み重ねた子供の方が、
筋肉も発達し、脳だって育ってる。
これって、けっこう怖いことだと思うんです。
どんな子育てをしていても
正直、周りから見れば違いが分からない。
でも、その子の内側では
大きな違いが生まれているんですよね。
体を育てられた子は、体が発達するし
心を育てられた子は、心が発達する。
もちろん、その反対も。
それに気付けないままだと
子供が大人になったときに
育ててもらえた部分と
育ててもらえなかった部分の違いが
大きな差として出てくる。
場合によっては、育ちそびれたところが
その子の人生において
困難さとなって表れてくることもある。
(もちろん、そうでない場合もありますが)
そう考えると、
親の責任ってやっぱり大きいな、
と改めて思うのです。
何をしなくても育つからこそ、
子育てで何を目指すのか
そのためには、どんな情報が必要で
どんな関わりをすればいいのか。
そういったことを考え続けるのが、
子育てプロデューサーとしての親の1番の仕事なのかもしれません。
▶まとめ
今回は、自分の子育てを振り返ると
恐ろしい気持ちになるようなこと
ばかりだったのですが、
私はこのひやっとする感覚を
子育てにおいて、けっこう大事にしています。
もちろん、
理想通り完ぺきな子育てなんてできないけど
(というか、そんなものは存在しない!)
「その日1日を乗り切るだけの子育て」
になっているときは、
この「ひやっとした感覚」が、
コンパス代わりになってくれていたりします。
どんなママパパだって、子供のことに一生懸命。
しかも、仕事や家事、自分の人生も抱えながら。
本当に大変な毎日だと思います。
でも、それを言い訳にできないのが
子育てという一大プロジェクト。
子供のために
本当にするべきことは何なのか
してはいけないことは何なのか
それを諦めずに考え続ける責任が、
私たち親にはあるんですよね。
もう少しで第3子を出産する私にとっても
もう一度、背筋を伸ばして子育てに
向き合わなくちゃいけない!と
自戒を込めた、今回の記事でした。
子育てって、本当に難しい。
でも、20年後、30年後
「生んでくれてありがとう。
自分の人生はとても幸せだよ。」
なんて言葉をわが子から聞けるなら
どんな困難も越えていきたいと思うのです。
長い長い道のりではありますが( ;∀;)
皆さん、今日も一緒に頑張りましょう!