子供を亭主関白にしてはいけない。
皆さんは、旦那さんや奥さんに
「お茶!!」
って言われたらどう思いますか?
私なら
「私、お茶じゃないんですけど!」
って嫌味の一つでも
言いたくなるところです…(;^_^A
こんにちは!子育て研究者のkotoです!
いやあ、言葉って大切ですね。
同じ「お茶をいれてほしい」という意味でも
「おい、お茶!」って言われるのと
「お茶いれてくれるかな?」
って頼まれるのとでは
受け取り方が全然違う!!
2021年に一番売れた本が
「人は話し方が9割」なだけあって
最近は話の内容だけでなく、
伝え方にも世間の注目が集まっています。
そんな、社会的な注目も高い
「伝え方のスキル」。
私はわが子に
ちゃんと教えられているのでしょうか…?
▶「お願いする」ときの言葉が使えないと…
大人になれば、当然使えるようになってほしい
丁寧な言葉づかい。
子供はまだ使えなくてもいい?
いやいや、そんなことはないですよね。
子供がこの丁寧な伝え方ができないと…
抱っこしてほしかったら
「抱っこーーーー!!」
おもちゃを取ってほしいときに
「とってーーーー!!」
この言い方がかわいく感じられるのって
いつまででしょうか?
まぁ、2歳を過ぎてこんな言い方されたら、
聞いている方も
だんだんイライラしてきますよね笑
小さな子供なら
「上手にしゃべれないから」
といって許されても
年齢が上がれば
「人に命令している偉そうな言い方」
と感じられてしまいます。
丁寧な伝え方ができないままだと、
子供にとっても損になっちゃう。
じゃあ、この丁寧な言葉づかい、
いつから、どうやって
教えたらいいんでしょうか??
▶丁寧な言葉づかいは、いつから教えたらいい?
この疑問には、
私は「初めから」がいいと考えています。
子供はよくも悪くも、
何も知らない「白紙」の状態で生まれてきます。
子供が本来もっている
学ぶ力は本当に素晴らしく
見たり聞いたりしたこと、
経験したことをぐんぐん吸収していきます。
まだ言葉を十分に話せない月齢の子供でも、
「ベビーサイン」みたいな
ジェスチャーを理解したり
自分で使ったりできるようにもなります。
言葉が使えなくても
コミュニケーションを取ろうとする気持ちは、
しっかり育ってるんですね~!
そんな、吸収力スポンジなみの子供にとって
一度身についてしまったことを訂正するのは
けっこう大変です。
(大人も同じですけどね(^^;)
なので人に何かをお願いするときの
丁寧な言葉づかいは、
子供が言葉を理解できるようになった頃から
教えてあげるのが、
スムーズな学習のチャンスになると思うのです。
▶「丁寧な伝え方」を教えるには
コミュニケーションを始めたばかりの子供に
まず教えてあげたいのは、
ほしいものがあったときの
「ください」
何かしてほしいことがあったときの
「~してください」
という言葉です。
まだうまく発音ができない年齢なら
「おじぎをする」(ぺこり)
といったジェスチャーでオッケー!
子供がなにかをほしそうに指さしたら
「○○がほしいの?」
とすぐに取ってあげるのではなく
「『ください』って言うんだよ」
と、ぺこっとするジェスチャーをしながら
教えてあげてみてください。
もちろん初めからはできないので
日常生活で、毎回これを繰り返します。
「ください」という言葉も
「く」「だ」「さ」「い」と
一音ずつ口の形を見せながら教えてあげると、
ちょっとずつ真似をして
言うようになると思います。
▶まとめ
子供は大人が思っているより(ずる)賢いので、
単語を言うだけで
周りが思い通りに動いてくれるなら
そっちの方が楽じゃん!
と、すぐに誤学習してしまいます。
それをどこかで訂正してくれる人がいなければ、
あっという間に
「亭主関白な子供」のできあがり。
(これはほんとに困る…(´;ω;`)
周りの大人も
将来の子供自身も大変な思いをすることに。
こういった事態を避けるためにも
気持ちのいいコミュニケーションのスキルは、
「まだ子供だから必要ない」
と思わずに、
初めから教えてあげられるといいと思います。
たとえ身近な家族であっても
言い方は大事ですよね?!
子供の言葉づかいと一緒に、
自分や夫の話し方も
訂正していかなきゃいけないなと
思う今日この頃なのでした~( ̄▽ ̄)
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