モノのもつパワー・算盤編
中1の娘が算盤を習いたいと言い始めました。幼稚園の頃に、11級の検定試験に合格したものの、算盤教室に行くと眠くなるということで、小学校1年生からは公文式に切り替えてしまいました。
てっきり、もう算盤はもう2度とやらないものと思い、まとめて購入したテキストは全て処分してしまいましたが、何となく算盤だけは使わないにもかからわず取っておいていました。
すると、先日、12歳になった娘が、なんで、こんな面白いものやめちゃったんだろう?言いはじめ、算盤を習いたいというので、オンラインの算盤教室の体験レッスンを2つ受講し、そのうちの1つに入塾することになりました。
入塾することにした方の先生から『どうして、算盤をはじめたくなったの?』っと聞かれ、娘は『家に算盤があったから』っと答え、先生の笑いを誘っていました。そして、『今まで1000人以上の生徒さんに聞いてきたけれど、その答えははじめてで、面白かった』っと言われていました。
登山家の名言『そこに山があるから』みたいで、我が娘ながら、なかなか楽しみだな、っと思っています。算盤まで断捨離していたら、こういう展開にはならなかったので、モノの持つパワーを感じた出来事でした。