木村隆二容疑者逮捕とテロリスト予備軍
兵庫県川西市の住民が和歌山県の漁港で岸田首相に向かってパイプ爆弾を投げるという事件が発生した。
テロの定義はよく分からないが、彼に政治信条があれば、テロ行為と言っていいだろう。一部ではこのような単独犯のテロリストをローンウルフ型という。
川西市のことはよく知っている。阪急川西能勢口付近が最も栄えた場所で、全体的には住宅街だ。遊ぶと言えば、ドンキホーテに行くか、大阪の梅田に出て行くことが多い。大阪寄りの兵庫県ということになる。個人の感覚だが、中流家庭以上の世帯が多い。昔、被差別部落と呼ばれる地域は武庫川沿いであり、そことはかなり離れている。
彼は自民党の集会に参加していて、「議員の給料は高いですか」と質問していると報道されている。政治的関心はあったのだろう。
以前安倍元首相が銃撃された事件があったし、「模倣犯ではないか」「テロリストを美化している」等と、報道を批判する声も上がっている。
一般的にテロは正当化されるものではないが、これを完全に否定することはできないと思う。なぜなら、実際に起きているから。手段として選べるから。首相クラスの人、たまに応援演説に来るけど、自分でも半径1mくらいまで近づけた。エメラルドスプラッシュでお仕置きできる距離だ。
今の日本の実情において、「テロしかない」とはならないが、じゃあどうすれば日本は再び先進国に戻れるかというと、誰も分からない。権力の座から降りようとしない高齢者がいるし、労働者も賃上げ要求はあまりしないから、給料も上がらない。これはずっと続くと思う。
やっぱり、ここでテロを起こすとすれば無職になる。ある意味で、1番行動力があるのはこの人達だ。
きっとこれからもテロリズムは起きる。もっと起きるかもしれない。でも、この活動が無意味ではないと思う。こんなことでも、社会は発展すると思う。コロナが流行ってレジの自動化が増えたみたいに。
匿名だから言うけど、失礼ながら僕はこの事件を聞いて少し嬉しかった。何かが変わろうとしているという期待を持った。