【ナバホ族の伝統料理】ナバホタコって知ってる?
こんにちは~!アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです。
今回はナバホ族の料理ナバホタコについて体験談をまとめていきます🌟
ナバホタコとは、肉、豆、チーズ、そして新鮮な野菜がトッピングされた揚げパン。
この料理はアメリカの歴史と深い関係があります。
ナバホタコってなに?
アメリカ先住民の歴史を知りたい!
これからモニュメントバレーに行く予定!
という方はぜひ見てみてくださいね🗿🏜️🌵
(2023年6月30日公開)
ナバホタコとは?
ナバホタコ(Navajo Taco)は、アメリカの先住民であるナバホ族の伝統的な料理。
フライブレッドと呼ばれる揚げパンがベースです。
それに様々なトッピングを加え、たっぷりと盛り付けられます。
肉、豆、チーズ、レタス、トマト、サルサなど、具材は非常に多様です。
タコス(Tacos)は複数形ですが、ナバホタコは一枚なのでタコ(Taco)と単数形になっています。
ナバホタコの歴史
フライブレッドの歴史は、ナバホ族が19世紀の「長い歩行」(Long Walk)と呼ばれる困難な時期にさかのぼります。
これはアメリカ政府によってナバホ族が強制的に移住させられた時期を指し、この時期にナバホ族は小麦粉、塩、ヤードなどの食品をアメリカ政府から提供されました。
最初に小麦粉をもらった際、使い方が分からず粉をなめていたそうです。
そこから水に溶き焼くと食べられると分かり、
フライブレッドが生まれました。
その後フライブレッドはナバホ族の間で一般的な食事の一部となり、
特別な集会や祝祭でも提供されるようになりました。
20世紀に入ると、フライブレッドを使ったナバホタコが人気となり、
今では多くのアメリカ南西部のレストランやフェスティバルで見ることができます。
ナバホ族について
ナバホ族(Navajo)とは?
✅北アメリカ南西部に住むアメリカ先住民の一部族
✅人口は約30万人、全米の先住民族の中で最大部族
ナバホ族自身は、自分たちのことをDiné(ディネ:人々)と呼びます。
ナバホ族の伝統的な生活は、遊牧的な羊飼いや農耕。
織物や宝飾品作りも行い、特にターコイズと銀を用いたジュエリー作りで知られています。
独特のデザインのラグやブランケットは、その芸術的な技術を反映しています。
ナバホ族の歴史は「長い歩行」(Long Walk)の過程で多くのナバホ族が命を落としました。
しかし結果的に彼らは現在のアリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州にまたがるナバホ・ネイションという広大な領土を確立しました。
第二次世界大戦中には、ナバホ族の言語がアメリカ軍の暗号として使用され、これは「ナバホ・コードトーカーズ」として知られています。
彼らの言葉は、敵から解読されることなく安全に通信を行うための重要なツールとなりました。
ナバホ族は、その豊かな文化、芸術、歴史を通じて、アメリカ先住民の中でも顕著な存在感を持っていて、
言語、習慣、伝統を保持し続け、その文化を次世代に伝える努力を続けています🌟
食べてみた
モニュメントバレー部族公園ビジターセンターでビュートやメサと呼ばれる岩石を堪能した後、ツアーの一部としてレストランにも立ち寄りました。
これがナバホタコです!
ふわふわでもちもちの揚げパンに、レタスがあふれんばかりにのっています。
レタスの上にはトマトが散りばめられていて、
下にはカレーのような煮込んだ豆と牛肉のソースがたっぷりとかかっています。
このソースはしっかりとした味付けで、豆と牛肉の旨みを引き立てています。
また、赤いソース(ちょっと辛めだったような・・・)とサワークリームがついています。
特にサワークリームと揚げパンの組み合わせが絶妙で、たっぷりとつけておいしくいただきました。
ペコちゃんのミルキーキャンディのようなあまいアイス。
こちらもおいしかったです!
まとめ
ナバホ族の厳しい歴史と食文化を通じて、
文化的な視点からアメリカ南西部を深く理解することができました。
先住民族の料理になかなか会えないので、今回のナバホタコは貴重な経験です!
気になった方はぜひ試してみてくださいね🌟
今回は以上です。
それでは、次の記事でお会いしましょう~!
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