【アメリカ生活】永住権が取れたらどうなる?
こんにちは~!アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです😊
先日グリーンカードを無事に取得することができました。
グリーンカードを取得後は、生活にどのような変化があるのでしょうか。
今回は、米国永住権保持者としての注意点をまとめていきたいと思います。
(2023年8月19日公開)
グリーンカードが郵送された際、パンフレットが入っていました。
その内容を基にまとめていきます。
詳しい内容は、新移住者への手引きにてお確かめください。
1. 文書
永住権承認後、カード(グリーンカード/I-551)が郵送されます。
今後引っ越しをした場合、USCISまでの住所変更が必要です。
変更後10日以内にwww.uscis.govで、フォームAR 11をダウンロードし、
記入して提出します。
2. 所得税
アメリカの所得税は、収入の発生源を問わず、全ての所得に課せられます。
税金の未納や申告漏れは罰金や禁固刑の対象となるリスクがあります。
将来の市民権取得にも影響を及ぼす可能性があります。
3. 旅行文書
海外旅行の際は、出身国のパスポートを使用し、アメリカに再入国する際にはグリーンカードを提示する必要があります。
「グリーンカード」の再入国有効期限は1年間ですが、これは長期の海外滞在を許可するものではありません。
4. 永住権の保持
アメリカ外での生活期間やアメリカとの結びつきが弱まる行動は、永住権放棄のリスクがあります。
グリーンカードは米国に永住する特権を与えるものですが、米国外での生活と帰国を同時に許可するものではありません。
永住権を保持するためには、米国を主たる居住地とし、常に米国への帰国の意思を示す必要があります。
指標として、米国外での滞在期間や米国での所得税申告、財産、家族などが考慮されます。
長期間の米国外滞在は、永住権を危うくする可能性があります。
5. 市民権
継続的な永住権の保有と一定期間のアメリカ国内滞在、良好な道徳的性格などが市民権取得の条件となります。
合法的な永住権は米国市民権取得の前提条件。
通常5年の永住が必要(継続的な婚姻の場合は3年)です。
道徳的な人格、英語の基本的な理解、米国政府とその内部に関する知識が求められます。
6. 犯罪行為
犯罪での有罪判決は、永住権の取消や市民権取得の障壁となる可能性があります。
7. 兵役登録
18歳から25歳までの男性は、兵役登録を行う必要があります。
8. 権利と義務
永住権を持つ者は、アメリカでの就業、不動産所有、公立学校の利用などの権利があります。
同時に、全世界の所得の申告、兵役登録(該当する男性)、住所変更の通知などの義務もあります。
9. その他の注意事項
2年間の有効期限付きのグリーンカードを持つ場合、条件を削除するための申請が必要です。
申請は失効日の前90日以内に実施する。
まとめ
米国の永住権を持つことは、権利とともに義務も伴います。
内容を理解し、適切に行動してきましょう!
今回は以上です。
少しでもご参考になれば幸いです。
また次の記事でお会いしましょう~!
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