【MTG】2人用キューブで最高に楽しいピック方法、その名はHousman Draft【キューブドラフト】
ドラフトを2人でやる場合、多くの人はウインストンドラフトを思い浮かべるでしょう。
私の評価ですが最もエキサイティングなピック方法をご紹介します。その名前はHousman Draft
決して私オリジナルのドラフト方法ではなく、海外で行われている方法です(紹介もされているので気になる方は検索してください)
注意点としては、ほぼキューブドラフト専用であることと、最低でも171枚以上必要であることです。
やり方
まず、カード枚数171枚以上のキューブを用意しシャッフルします。
大体180~240枚くらいが個人的にはおススメです。
そして、先手後手を決めたらお互いに5枚裏向きで配り、9枚のカードを表向きに並べます。
こんな感じですね。
5枚の手札は非公開情報です。
そしてこの5枚のカードは、最終的にあなたがピックしたカードになります。
そして9枚のカードは公開情報です。
このカード群は、魅力的な9枚でもありあなたを悩ませる9枚でもあります。
これで準備は整いました。
先手のプレイヤーが手札から交換したいカードを表向きにして出し、9枚のカード群から1枚と交換します。
交換したら後手のプレイヤーが同じように、手札からカードを1枚表向きに出して9枚の中から交換します。
これを1パイルにつき3回交互に行ってください。
手札が完璧で交換したくなくてもパスは行えません、交換を行ってください。
手札のカードが最大で3枚入れ替わりましたね。
これで1パイル目が終了です。9枚のカードを束ねて脇にどけて手札の5枚を自分のピックしたカードとして避けます。
そして新たに5枚ずつお互いに配り、9枚のカードをセットします。
ここでポイントなのが、先手後手が1パイル毎に入れ替わります。
この交換を9パイル繰り返してください。
すると、5*9で45枚のカードがピックしたカードとして手元に集まります。
このドラフトのおもしろポイント
公開情報と非公開情報のバランスがなんとも言えない良さがあります。言葉にしようとすると難しいですね。
個人的にとても良いと思うポイントは、プールから多くのカードを見れる事、ですね。
ウインストンドラフトの場合、90枚が見れる枚数ですが、実際にやると見れないカードがとても多いです。
しかし、Housman Draftの場合171枚のカードを使い手札の5枚と盤面の9枚…この時点で14枚見れています。
折角多くの枚数を使って作ったキューブのほとんどが見られることなく終わるのはデザイナーにとってとても悲しいです。
そして完成度の高いデッキをウインストンドラフトをはじめとしたどの2人用ドラフトよりも組み易い点が個人的におもしろポイントです。どんな感じに完成度が高いのかと言いますと、8人でドラフトを行った時のような完成度のデッキが完成します。そういったデッキを再現したい人も満足出来ますね。
一応、複数人でもHousman Draftを行う方法があるらしいのですが私は知りません(察してください)