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教育移住を決めたワケ③
教育移住を決めたワケ①②とだいぶ飛んでしまいましたが続きです・・・
2020年GIGA構想教育導入
教育基本要綱の変更があり、2020年より勉強だけじゃなくてその子の良さをもっと見て行こうよ的な教育がスタートしました。
それと同時にスタートしたGIGA構想と言う、いかにも頭が良くなりそうな、
ハイテク計画で子供一人に1台づつタブレットが配られました。
長男の居た小学校はGIGA構想のモデル校的存在だったらしく、かなり早い段階で配られました。
我が家では、タブレット・スマホは大人の物として与えていません。
よく聞かれるので説明しますが、テレビもNHKのみが基本で時間も見る番組を決まっていました。
日本の家庭によくあるBGM的にテレビを付ける習慣は全く存在しません。
ただ、普通の日本の家庭で育った夫はテレビを付けないと落ち着かない性格でした。
私の育った家庭は音楽やラジオが常になっていたので、私もその様になってしまっています。
なのでうちの子もBGMはTVじゃなく音楽となりました。
話は逸れましたが、スマホもipadもパスコードも教えた事は無いです。
とにかく大人の道具だと言い聞かせています。
後に、イギリス王室のキャサリン妃や、ipadを作った張本人のスティーブ・ジョブス氏も子供に一切端末を渡さないという教育方針だと知りました。
自分と同じ考えの親も居るんだと安心したのと、あのお二方だったので自分の考えに自信を持てました。
子供達はYoutubeと言う言葉を最近まで知りませんでした。
Youtubeで見せたい物がある時は、Chrome Castを使ってipadから映像をTVに飛ばしていました。
ソファに座ってTVを見る事で、一定の距離を保って目を休める事が出来ます。
なので今のスマートTVの様に関連動画出てこないので誘惑されません。
自動再生も解除して、その動画が終わったら終わり!
親の楽の為に、端末や映像に子守をさせたくないのです。
小学校でipadが配られた
担任の先生に我が家の教育方針を伝えたところ、とても理解のある先生で
『使う場面が来たら連絡します』と言われました。
初年度はまだipadをどの様に使っていくか学校の方針も決まって無く、あまり出番が無く、紙対応にしてくれたり融通が利きました。
2年目、担任の先生の理解は得れず。紙対応も一人の為に手を煩わせるの申し訳ないな・・・と言う気持ちもありました。
本人もそろそろ自分だけが・・・って思うだろうし、興味もあると思うので本人と話し合い導入を受け入れました。
結局クラスには端末使いこなす子が殆どで、アプリを勝手に入れてはいけないと言う規制はあるものの、Safariからのゲーム、YouTubeを始めていました。
もう手に負えない・・・。幸い学級閉鎖でオンライン授業になりipad授業を垣間見る事が出来ましたが、カオスすぎて絶句したのを覚えています。
結局、先生はコントロール出来てませんでした。
学級崩壊に近いクラスだったので、先生よりも子供たちの方が使いこなし方も上手でした。
先生は頑張ってました。お子さん2人居て、母にもならないといけないのに、学校では学年主任を任せられ、11時に家に帰るなんて言ってました。
日本の労働社会、本当にどうにか変わって欲しいと願うばかりです。
オランダの小学校の先生の様子は別で書いておきますので、是非読んで下さい。
話は逸れましたが、我が家の方針と異なる日本の教育現場。
2022年から徐々に教科書がタブレットになるそうです。
将来の為に、端末が使えた方が良い。これからの時代ITとは切り離せない。
そんな意見が聞こえてきました。
更には、ipad一台貰えるとかラッキー!と言う声も聞こえてきました。
私は今後、PCは必要になってくるだろうから10歳位になったらPC導入は検討の余地があると考えています。
(ipadは必要になったら1週間で使える様になるだろうし笑。)
映像にあまり触れていないこの子達が・・・
オランダに行く飛行機の座席で・・・
一人一台の画面を手に入れた!!!・・・次回書きます。