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ドクターストップからの再出発
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ジェットラグ、いわゆる時差ボケで、目が覚めてしまいます。日曜日の深夜発、大変でした。
長い長い21日の日曜日が終わり、アメリカ西海岸は22日の午前4時を回りました。
昨年11月のブラジル出張中に背中の左側が痛むようになり、膵臓に悪いものでも出来たかと思って帰国後に受診。膵臓ではなく腹腔動脈瘤で、精密検査の結果が出るまで海外渡航を控えるように言われました。
もう空は飛べないかなと思いながら結果を待っていましたが、結局動脈瘤は1.8センチのまま伸縮は見られず2センチを超えるまで経過観察となりました。
よくよく考えてみると、すべてがピンポイントのタイミングでした。あの診断でなければこれが出来ない、あの診断だったからこれが出来た、そうしなかった、こうなった、という完璧なタイミングのドクターストップでした。
ご心配をいただいて申し訳なかったのですが、このようなことがなければ止まることはありませんでした。スローダウンして、少しだけ止まって、よかったと思っています。
そして、病気にもいろいろありますが、ひとまず悪性の腫瘍や慢性疾患ではなく動脈瘤ということもピンポイントでいただいたサインと受け止めています。今生人界、まだお役に立てるように、大事にします。
2012年5月、ご講有巡教の随行としてご奉公に参りました。遠い昔のように感じます。同じ季節です。しかし、多くの方々が寂光へと帰られました。本当に、しっかりと責任を果たさなければなりません。
米国教区の歴史、米国教区を支えてきた御導師、御講師、ご信者の皆さまのご奉公に、少しでも報いることが出来るように、これまでの功徳を最大化できるように、努めます。
写真は2012年に撮影したもの。真っ赤なブーゲンビレア・スペクタビリス。
その他の写真は1998年のミシシッピ川。ミネソタ州の源流域からニューオリンズの先のメキシコ湾まで、ジェットスキーで走るという夢のようなプロジェクトに参加させていただいた時のものです。
低空飛行のヘリコプターの下、一人だけシングルのジェットスキーに乗っているのが、実は私です。先輩や友人たちのおかげで、たくさんの貴重な経験をさせていただきました。
久しぶりの米国。これまでの全てを、ご奉公のために使わせていただきたいと願うばかりです。
ありがとうございます。