奇跡のお寺
奇跡のお寺の最も濃厚な一日。昨日、満月の6月14日、先住松風院日爽上人御23回忌の祥月ご命日。
まだ油断は出来ませんが、昨日は生きたお寺を象徴する特別な一日でした。
ボウズヨガを終えて外に出た21時半。携帯にたくさんの着信。悪い知らせと直感しつつ連絡をとりました。
1才半のサラちゃんが原因不明で発熱、痙攣、意識を失って病院に搬送された、酸素レベルはすでに30とのこと。
「たすけて」とのメッセージに五反田から妙深寺まで車を走らせ、そのまま本堂に駆け上がってお看経。状況逼迫の中、第一報が入った直後の20時過ぎから神港教区の皆さんはお助行を続けてくださった。
想い、願い、祈り、誓い。みんなの決意がギリギリの状態にあったサラちゃんやご家族を救ってくださいました。
22時15分、病院から生死を分ける危険な状態からは脱したと連絡が入りました。酸素レベルも戻りつつあると。
決して決して油断は出来ませんし、引き続き昨夜から今朝、今朝から今に至るまでご祈願が続いていますが、昨日起きた全てに意味があります。
朝、目を開き、「ママ」「パパ」と声を出してくれました。本当に、ありがたい。ありがとうございます。
サラちゃん。サラ菩薩さま。先住。皆さま。
私たちに教えてくださっています。この世界の真実を。僕たちの命、人生、家族、親子、友人、信友、幸せ、不幸、無常、愛情、佛立魂。
離れ離れの僕たちが、一つにつながって祈れるすごさ、ありがたさ。もし御本尊がなかったら?黙って祈ることしか出来なかったら?
佛立魂で教えていただいたように、繋がれるありがたさ、祈れるありがたさ、しかも御本尊に向かい、想いを声に出して祈れるありがたさ。考えれば考えるほどありがたいです。
昨日、また教えていただきました。サラちゃん、本当に元気になってください。決して油断せず、ご祈願させていただきます。
言葉に尽くせない。生きたお寺、奇跡のお寺の特別な一日でした。
ありがとうございます。
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