東秩父でご回向の一座
安土桃山時代から続く由緒ある土地。ロサンゼルスの小百合さんのご実家、東秩父の広大な地所。代々土地の神主さんを呼んで神式で行っていたとのことですが、今回は小百合さんの強い願いで仏式で奉修させていただきました。
朽ちかけた巨大な老木の下に小さな祠があり、古いお札を下げ、その中央上部に御本尊をご奉安させていただきました。ご両親をお教化したいという小百合さんの想いもあり、お母さまやご親戚、ご友人にもお参りいただき、本門佛立宗の正式なご回向の一座。
猛暑の中でしたが、この地所に生きる草木の根にまで妙法の音声がしみ込むように、大きな声で上行所伝の御題目をお唱えしました。わずかな時間でしたが、爽やかな風が優しく自分を取り囲み、喜びながらクルクルと回っているような不思議な体験をしました。ありがたいです。
秩父ならではのご供養、お母さんの手づくりの煮物、スヒャンさんの手料理、美味しく頂戴しました。半年以上、当病平癒のご祈願を続けているお父さまにも初めてお会いできました。去年の12月、死の淵から戻ってきてくださいました。もし、あの時、何かあったら、この流れにはなっていません。おかげさまです。
初めて、おやっさん、ケイト君にもお会いできました。皆さんとゆっくりお話をしながら帰路につきました。行きは2時間半、帰りは3時間。横浜からだとなかなかの距離ですが、やはり今生人界の本当に大切なご奉公の一日でした。
金曜日は夏期参詣に引き続き清和会御講。感極まりました。
御講を終えてFMヨコハマのスタジオに向かいました。8月中旬からブラジル、スリランカ出張が控えているので、これからまた過密な収録スケジュールとなります。
18時、ランドマークタワーのスタジオを出ました。夜の会議の前にちょっとだけ海が見たくなり、ハンマーヘッドに寄り道しました。桟橋に座り、夕方の横浜港を見ながら、深呼吸。ありがたいです。
今日、土曜日も教区御講を2席ご奉公させていただきます。
ありがとうございます。