寒参詣の御法門。テーマ「無始已来」。長い命と短い命について。

寒参詣、遠いお寺のご信者さまから思いがけずお便りをいただいたり、メールをいただいたり、とてもありがたいです。

宗門の寒参詣の御法門を担当し、宗門の公式YouTubeで御法門を聴聞くださった方々から多くのメッセージをいただきました。本当に、ありがたいです。

私が担当したのは「無始已来」でした。とても大切な、忘れてはならない基本中の基本、ご信心の前提、真実、真理について、です。

表層の意識だけではなく、見える世界、見えていない世界、宇宙には私たちが未だ感知していない巨大な生命の領域があります。

唯物論、唯脳論、いろいろとありますが、そこに答えはありません。囚われる必要はないけれど、集合無意識、シンクロニシティ、現代人がたどり着いたヒントから、仏教の本質に迫ることも出来ます。

死後は虚無ではない。生まれ変わり、死に変わり、私たちは出会い、私たちは愛し合い、時には憎しみ合い、縁を重ねてきたのです。

昨日で31日間の寒参詣は無事に終了いたしました。お参詣、ご奉公いただき、ありがとうございました。

お時間があれば、寒参詣の御法門を繰り返しご聴聞ください。

ありがとうございます。

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