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サンパウロ日教寺で初めてのお総講
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2024年8月18日(日)、本門佛立宗ブラジル教区 中央寺院 日教寺の新本堂において、まだ建設の途上ではありますが、ご宝前を荘厳し、ブラジル全土からたくさんのお参詣を頂戴して、初めてのお総講を奉修させていただきました。
胸がいっぱいになりました。決死の覚悟でブラジルに来させていただきましたが、本当にこうしてご奉公ができてよかったです。
6年前、海外部長のお役を拝命したまさにその時、ブラジルから「日教寺の本堂をこの場所で再建するか、移転しなければなりません」という連絡が届きました。すぐに現地に飛び、様々なお話を聞きました。
この超巨大なご奉公は「ミッション・インポッシブル」だと思いました。みんなが一致団結し、異体同心になって出来ることであり、少しでも隙があれば成就することは不可能だと思ったのです。
ブラジルの教講の皆さんは、大きな山を越え、深い谷を乗り越えて、ここまでたどり着きました。ブラジルという国家にとってかけがえのない場所に土地が見つかり、総工費17億円の新しいお寺が建とうとしています。本当にすごいことです。
17年前、ブラジル日系移民100周年の前年、久しぶりにブラジルを訪れました。最初に訪れたのは1980年でした。祖父である日博上人が初めてブラジルに来られたのは昭和30年、1955年、今から69年前のことです。
仮本堂の御本尊さまは日颯上人のご染筆、今日、新本堂に荘厳された御本尊さまは日博上人が昭和30年にご染筆された御本尊さまでした。なんというか、何と言葉にしたらいいか、感慨無量、こんなことってあるんだな、すごいな、ありがたいな、と思いました。
生まれ変わり、死に変わり、命は続いていきます。宇宙誕生以来、真実は生き続け、偽りは儚く消えてゆきます。御法門を拝見させていただき、自分ではない、なにか大きな命と一つになってご奉公させていただいていることを感じました。
開導聖人の御指南。
「すえのよのわれら如きの悪人は、御題目より持つ法なし、弘め弘めて弘め死にせよ、折伏をして万人ににくまるゝとも、教主釈尊おひとりにほめられたらばそれでたんのう」
とあります。
末法悪世の中で「弘め弘めて弘め死に」です。それこそがありがたく、そうして生きることを許していただいている全てに、感謝しかありません。「たんのう(堪能)」ですから心から「満足」なのです。この喜びはなかなか人に伝えられません。
今日は約400名ほどのお参詣があったとお聞きしました。大功労者・溝口昭さまの祥月ご命日にあたり、特別回向もさせていただくことが出来ました。2014年、ご自宅にお伺いしてお会いした日からちょうど10年。あの日の写真は宝物です。
全伯の理事会も真剣そのもの、ブラジル全土からご住職や事務局長、弘通部長、財務部長などが集まり、議論を重ねておられました。教区長、理事長、責任役員の選挙も見届けることが出来ました。ありがたいです。
形式でもなく、立場でもなく、心と心でご奉公させていただいてきたブラジルの皆さんと、楽しくお昼のご供養を頂戴しました。大いに盛り上がり、「ミッション・インポッシブル」が「ミッション・ポッシブル」に変わる予兆を感じました。
午前2時を過ぎました。オンラインで開催した海外弘通特別委員会、米国教区弘通促進委員会も無事に終わりました。
ありがとうございます。
南無妙法蓮華経