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ポルトガル語の御法門@リンス大宣寺

ブラジル本門佛立宗の本山リンス大宣寺で無事にご奉公させていただくことが出来ました。いつもは日曜日の朝8時からお総講を土曜日の午前9時からの奉修にしてくださいました。ありがとうございます。

改修された大宣寺の本堂で、ポルトガル語のご挨拶、ポルトガル語の御法門をさせていただきました。皆さんに少しでも近づくことが出来て心からありがたく、嬉しく思いました。

お総講の前、一組の母娘が法宅に来られました。高崎御導師から「このお母さんは古いご信者さんの娘ですが嫁いだ先が違う信仰をしていて、そのご主人が亡くなる前に家の宗旨を守るように言われたのです。ですからこの娘さんはご信心していますがお母さんだけはお参りもするし御題目も唱えるのにご信心はしないのです。お教化できるように話をしてください」と言われました。

お母さんは日本語がよく分かるので信仰の違いと日蓮聖人の書かれたお手紙のことをお話ししました。お父さんの遺言を守って皇帝に言われても法華経を書かなかった遺龍のお話です。あまりにも厳しい要請に泣く泣く法華経を書いた日の夜、お父さんが枕辺に立って喜んで踊っているのを見ました。ご主人もきっとそうなる。南無妙法蓮華経の回向力は凄いものだとお伝えしました。

そのまま用事があるからお帰りになると思っていたのですが、お総講が始まる直前になって「お母さんが入信します」と聞かせていただきました。高崎御導師に御本尊拝授願いが届き感動しました。

お総講で入信の言上があがり、御法門の前に高崎御導師から皆さんへご紹介がありました。拍手が湧き起こりました。娘さんのご主人もお参りしており、親子3人で1つになってご信心できるようになり本当によかったです。

御法門終了後、たくさんのお参詣者と記念撮影。美しい本堂には素晴らしい生花が活けられています。ブラジルHBS独特のスタイルの生花、見るたびに感動します。

ご供養の席では2年前に次男と親しくなった女の子と記念撮影。Instagramで繋がっているようでありがたいです。彼女は今日もご宝前係でしっかりご奉公していました。お母さんも立派なご信者さんになられました。

ご供養をご準備くださった婦人会の皆さまとも記念写真を撮りました。本当にいつもありがとうございます。中には牧師さん夫妻も参詣されていてブラジル仏教の可能性を感じました。

今日はちょうど及川御導師の祥月ご命日でした。報恩のご回向、お焼香をさせていただき、ありがたかったです。

今は車でサンパウロに向かっています。やはり6時間弱はかかります。明日の朝は8時から日教寺の新本堂で初めてのお総講です。まだまだ建設途中ですがみんなで準備をしてくださっています。

とにかくここまでご奉公できました。ありがたいです。

明日の深夜は日本で開催される海外弘通特別委員会と米国教区弘通促進委員会にブラジルからオンラインで参加する予定です。特別委員会は23時から、米国委員会は午前2時からの開催です。海外部長として最後の委員会になるのでしっかり締めくくりたいと思います。

南無妙法蓮華経
ありがとうございます。

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