見出し画像

小学生から大学生が過ごすワンキャンパス―『sful-成城だより』vol.17未公開写真から

『sful-成城だより』の基本は丁寧な取材です。取材ではたくさんの写真を撮影するのですが、本誌に掲載できるのは、ページ数の都合もありごくわずか…。せっかくなので、この場でご紹介させていただきます。成城キャンパスで過ごす学生さんや生徒さんの日常をご覧ください。今回は、『sful-成城だより』vol.17で掲載できなかった写真の数々をご紹介します。

『sful-成城だより』vol.17では成城学園のデジタル教育を取り上げました。こちらは、初等学校の独自教科「映像」の授業にお邪魔した時の様子です。取材をしていていつも思うのが、成城っ子のみんながとても楽しそうに授業を受けていること。先生の問いかけに積極的に手を挙げて、自分の考えや感じたことをどんどん発言していきます。

「映像」の授業が終わったら、次の教室へ。教科によって教室が変わるので、あっちこっちと大忙しです。階段下には「DEN(でん)」と呼ばれるスペースがあり、休み自時間には児童たちが自由に遊んでいます。

成城学園といえば、都心とは思えない緑豊かなキャンパスが自慢。中学校高等学校の校舎から杉の森を抜けていく道も絵になります。グラウンドから聞こえてくる部活動中の生徒さんの声もBGMとなってとても心地よく、なんだか懐かしい気持ちになります。

大学の9号館は、以前は中学校の校舎でした。校舎の前にある天然芝のグラウンドは体育や部活動で使われていましたが、今は自由にくつろげる憩いの場となっています。天気のよい日は、大学生がグラウンドに座ってゆっくりおしゃべりしたり、読書や音楽を楽しんだりする様子が見られます。

運動部の練習にも、取材でお邪魔しました。こちらは第2グラウンドで行われていた男子ラクロス部の練習風景です。同部の練習は基本的に朝。マネージャーの皆さんのサポートのもと、授業前から実戦形式を含めたハードな練習で、選手たちは汗を流していました。

同じ第2グラウンドは、午後になるとアメリカンフットボール部の練習場所に。マネージャーの皆さんによる選手へのテーピングといった準備から始まり、ポジション別練習や戦術練習といったさまざまなメニューが行われ、終了したのは日没後。第2グラウンドには朝から夜まで、気合いの入った掛け声や声援が飛び交っていました。

写真=佐藤克秋、三浦伸一
本記事の無断転載・複写を禁じます。

sful vol.17はこちらからご覧いただけます