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身辺雑記(2019年1月7日〜1月13日)

2019年1月7日(月) 
あっという間に日常に取り込まれる。まとまった時間にやろうと思ったことは何ひとつできず。

子どもを迎えに行ったところ、自転車の鍵がないと大騒ぎ。荷物ひっくり返していろいろと探したところ、リュックのペットボトルをさすところに引っ掛かっていました。

これ、数日前に自転車の鍵に付けていた鈴のひもが切れたというので、すぐに付け替えろといったのにやってなくて、徒労感が百倍になる。

とはいえ、ものをなくすのは遺伝なので叱れないのです。


2019年1月8日(火)
締切は音もなく近づいてくるのでちょっとだけがんばる。休みの日に半日掛けて成果0なのが、平日の夜になると意外と進んだりするのは、場所を変える効果もあるのかも。

目先の現金とかプレゼントという名目で個人情報を集めるのは、わりとありふれた手法に思われてびびる。

「闇金ウシジマくん」とか「老人喰い」などを読んでいると、やっぱり堅実に生活をしていかなければと思う。

わたしは生まれてこのかた一人暮らしをしたことがないので、いろんなものに騙されやすいので気をつけたい。


2019年1月9日(水)
起きたら急激なめまいにおそわれる。いつものことなので慣れてはいるのだが、搬送されるのは大迷惑なので見切りをつけて休む。有給はないが仕方がない。


2019年1月10日(木)
同上。無理はしないと決めている。


2019年1月11日(金)
新年会ということで、会社で席書会が開かれる。元旦にぼんやり子どもの見ている場合ではなかったのです。

里見香奈さんからいただいた色紙に揮毫されていた「心身一如」の文字を借りました。

みんなうまくてびびりながら、わたしは左利きなのでえいやっと書いて、書道家の先生に見ていただいて、合わせて三枚書きました。

最初のがいちばん個性が出ていましたとの評をいただいて、なんにせよ表現は自分次第だなあなどと。

本番の懇親会は、自重という名のもとにスルーして塾の面談に参加。今回は妻の番だったのですが、危機感をあおる必要があるとのことで話を聞く。

まあ、あと3週間。できることを淡々とこなす。


2019年1月12日(土)
仕事らしいことは何もしていないのにまた週末が来る。連休もできるだけ引きこもる体制で臨みます。

沖縄の話も新潟の話も弱者を守るのではなく弱者を虐げる社会に、権力者は嘘をついてもいいのだという社会になってしまったのかと暗澹とした気持ちになる。

こんな時代にどのように子を育てていけばよいのかほんとうに不安で怖い。


2019年1月13日(日)
子どもを塾に送り、病院へ。日曜やっている耳鼻科があるのは助かる。

せっかく外へ出たので、八重洲ブックセンターへ。やはり歌壇賞は気になるので早めに動くことに。無事に在庫を確認したところで、まさかの『砂丘律』発見。手に入らないとなると思っていたのでうれしい。そして、刊行をこころまちにしていた『海蛇と珊瑚』を合わせてお買い上げしてしまいました。

本を買ったら、コーヒーブレイクとばかりにスタバへ行って、シナモンロールを食べつつ、歌壇を読みふける。

賞は賞、本を読め、古典を読め、パワーワードで分かったつもりになるな、などなど文章が読みごたえがありました。

歌壇賞の選考会では、粗削りなところはあるのかもしれませんが、逢坂みずきさんの連作がよかったです。


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