「奴隷ラムシル」連載化構想 その18 報復
しばらく留守にしていてすみませんでした。毎日書いてはいますが、進捗が思わしくなかったのです。前回、部族長の第二夫人マケバについて書きましたが、方針が決まりました。
奴隷にしていた3人組が監督をしていた男を殺して逃げ、後に報復します。その時にマケバと子供、それに護衛に男数人を捕まえて奴隷商人に売り渡す事を企てます。ただ売り渡すのでは報復としては生ぬるいのは当然ですから、かなり酷い事をします。その過程で今まで秘密にしていたある事が明るみに出てしまいます。ストーリーの概要は以下。
3人の奴隷が逃げた後、夜、村の部族長の家に賊が入る。襲撃は失敗に終わって賊は逃げて捕まらない。村は警戒を強めるが第二夫人とその子ラミスは危険回避の為に実家である別の村に返される。主人公ラムシルはそれに従う。
マケバの村では帰郷のお祝いが開かれるが、マケバの妹のドーラは浮かない顔をしている。聞けば幼い頃から姉のマケバにいじめられていた。マケバはドーラを遥かに年齢の高い男と無理矢理結婚させてしまおうと画策するが、式当日にラミスが言ったある言葉によって失敗してしまう。マケバはそれでも諦めず、すぐに他の村に嫁にやってしまう。
ドーラは支配からの解放を望んでいるが、結局は理不尽にも思える事を受け入れてしまう。それはドーラが結局は伝統的な村に生まれ育った人間だという事による。ドーラはこれにより姉から距離を置く事ができるとして自分自身を納得させる。これは映画ニキータがアメリカでアサシン、香港でブラックキャットにそれぞれリメイクされ、エンディングのところがお国柄を反映して全く変えられているが、香港版の受け入れる女を頭の隅に置いて考えている。(3本を比べながら観るのをお勧めします。私は香港版が最も好きです)
後にマケバがドーラを嫁にやった直接の理由をラムシルに告白するが、どうやらマケバはドーラの身体を弄んでいたと思われ・・・。それを聞いてラムシルは怒りを覚えて・・・クリティカルな場面・・・ゴニョゴニョ(18禁を書く気はありませんが)
その後、マケバは元の村に砂漠を渡って帰るが、その過程で例の元奴隷たちに捕まってしまい、奴隷商人に売られる事になる。(今、ここまでラフに書いてみたところ)
(以下はまだ書いていません。考えているだけ)
奴隷商人が来てマケバの護衛たちを奴隷として買い、マケバは女郎屋に売るつもりで買うが、マケバが反抗的なのに苛立つ。その為、諦めさせて従順で大人しくさせよとする。その方法は手足を縛り、女としての屈辱を味わせるもの。しかしマケバはその最中に大声で笑ったり叫んだりして一向に大人しくならない。そこで商人は息子のラミスを連れて来ておまえが大人しくしていないとこの子に酷い事をするぞと脅す。しかしマケバは動じない。ラミスをどうにかしたいなら勝手にすれば良いと言う。ラムシルは動揺して、自分の血を分けた子だろうと言う。
そこでマケバはある事を告白する。実は、ラミスは自分の子ではない。第一夫人のシラと自分がほぼ同時期に子をもうけたが、自分の子は死産でシラの子は生まれた。そこで誰にも知らせないままシラの子を自分の子と偽っていたのだった。そうしてシラは部族長からは軽んじられ、マケバは有利な立場となっていた。だからラミスが死のうがマケバにはどうでも良いのだった。かえってラミスがいなくなった方がすっきりするというもの。
結局、マケバと護衛は売られて行き、ラムシルはラミスを伴って逃げます。そしてラミスを実の母であるシラのところへ連れて帰ります。
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