将来性のない大企業 ワースト20



 ■日本国内の企業数・・・359万社
 ■東証一部上場企業・・・2169社
 ■一部上場企業の割合・・0.06%
 ■上場企業の時価総額・・計 548.2兆円
 ■東証一部上場企業の
時価総額・・計 530.6兆円

将来性の無い大企業とは?
1989年の時価総額トップ100から2020年の時価総額と比較して下落率ワースト20を選ぶ。
 ※100社の中で消えた企業・・山一證券(倒産)、三洋電機(パナソニックへ吸収)

▽1989年の日本はバブル絶頂期。12月29日に史上最高の日経平均、38,957円をつけた。
▽ちなみに史上最安値は、リーマンショック直後の2008年10月28日の 6994円。

▽1989年の時価総額トップ10
1位・・・日本電信電話(NTT)
2位・・・日本興業銀行(みずほFG)
3位・・・住友銀行(三井住友FG)
4位・・・富士銀行(みずほFG)
5位・・・第一勧業銀行(みずほFG)
6位・・・三菱銀行(MUFG)
7位・・・三和銀行(MUFG)
8位・・・トヨタ自動車
9位・・・東京電力
10位・・・野村證券

・銀行が多い
・当時は土地バブルと金融バブルだった
・現在は地価は三分の一に下落し、土地バブルは崩壊している
・アメリカの「サブプライムバブル」、1997年から2006年に土地価格が2倍程にまで上昇
・日本の土地バブルの時は3倍程度にまで上昇していた

▽コロナ危機下でも株価が上がっている企業がある
・キーエンス・・・平均給与2110万円(日本1位)
(センサー、制御機器の製造販売)

▽今株価が上がっている企業もある。業績不振は時代のせいではない
▽ドイツはGDPが伸びている。日本は伸びてない
▽コロナ危機下でもネットを活用して売上をあげている企業もある
▽コロナ以外にも突発的な危機はある。それへの備えが必要

▽時価総額とは?
・時価総額・・・その企業の総合的価値 株価  ×  発行済み株式数

・時価総額は、企業が持っている資産(純資産)ではなく、企業の将来性で決まる
 (しかし将来性は気分で決まるところがある。未来のことはわからないから)

▽企業名 純資産 時価総額 倍率(PBR)
・ZOZO 280億円 5323億円 19
・みずほFG 8.96兆円 3.09兆円 0.34
・キーエンス 1.71兆円 9.17兆円 5.36


▽純資産と時価総額の比率を表すPBR
・純資産に比して時価総額が高いのは、「その企業に将来性がある」とみんなが見ている
・PBRが1を切るというのは相当恥ずかしい
・その企業が解散した時、資産を売却しても、その資産額では売れないということ
・ZOZOはIT系企業なので、高くなりがち
・メーカーであるキーエンスが5倍を超えているのはすごい
・但し急激に伸びすぎる企業も危ない
・ライブドア 9353億円  →  倒産
・ウィーワーク 5兆円  →  倒産寸前
・ソフトバンク ?  


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