公道で走る上で大事なこと
※画像と本文は一切関係ありません。
小学生の頃から自転車競技をやっていると、トレーニングで公道を走る事について、色々悩まれることが多いんじゃないかなと思いますので、今日は子供と公道を走る時のことについて書いてみたいと思います。
自転車の権利?
まず、SNS等で色々見る意見の中で、『自転車は公道(車道)を走る権利がある』というものがあります。まぁ、そうですよね。だけど、それを主張して何か良いことありますかね?
まず、大前提として自転車が車道を走る権利はあるけども、車が走っているのが当たり前だし、車からすると邪魔な存在でしかないという認識はきちんと持つ必要があると思います。走る権利!とかじゃない。車が自転車を邪魔に思うかどうかという点です。
車が邪魔に思うからこそ、幅寄せだったり鬼クラクションだったりといった、攻撃的な走り方をしてくる訳です。こう思わないでもらいたいけど、車側が思ってしまうのは仕方ない。
それなら、少しでも車が邪魔だなと思わないようにする走り方をするのが大事だと思っていて、これを車を運転したことがない子供に伝えていくことが、重要なジュニア選手への指導の上でのミッションだと思っています。
反感を買う走り方
こんな走り方は反感を買う!というものを挙げていきます。
1.大人数で横に広がって走る
これについては当たり前と言えば当たり前ですが、昨年10月に鹿児島県で開催された国体の時にもイラっとすることがありました。
会場へ向かうために車を走らせていると、成年選手の集団5人程がロードで会場に向かっていたんですが、その中の女性選手が1人が、車が近付いているにも関わらず、車列から外れて微妙に車道中央寄りを走っていたのがかなりイラっとしました。
あまり広くない一車線の道路で、国体にも選ばれるレベルの選手がこんなことにも気を遣えないのか?って感じで。こちらも関係者だけど、『クラクション鳴らしたろかな?』くらい思いましたね。
安全に抜くために、少し大きめに避けましたが、その際も左に寄ることなく我が物顔。これでは自転車が嫌われるのも無理ありません。
1人がちょっと寄ってるだけでこんなもんです。横に広がってたらクラクション鳴らしてくださいって言いながら走ってるようなもんですよね。
2.信号待ちの度に先頭まですり抜け
車は自転車に対して攻撃的な人もいますが、そうでない人の方が多いと思います。抜く時には自転車に配慮して、対向車の接近を確認しながら大きめに幅を取って抜いていきます。
自転車を抜いた後は、『よ~し、安全にパスした~!』って感じですね。その後に信号停車中に横からすり抜けて行ったら、『・・・はぁ?』ってなりますよね?
『これ、あと何回やらせんの?』って感じです。はい、やらない方が良いですよね。一度抜かれた車には、その後信号で停止する時にも後ろにきちんと停まるようにして、刺激しないようにするのは大事なマナーです。
3.車に対して気付いてるアピール
実はこれが一番大事だと思っています。車を運転していて前方の自転車に近付いていった時、自転車が急に変な動きをするのが一番怖いです。
そのため、自転車側がこちらをチラッと見たりすると少し安心できたりします。私はその際に、少し狭い道とかであれば運転手さんに向いて少し手を上げてみたりします。『とろとろ走っててすんません!』的な感じですね。
こちらが公道を使わせてもらってありがとうございます!という気持ちです。この行動1つで運転手さんはかなり優しくなります。
この後に怖い思いをしたことは1回だけです。
※世の中100%ではありませんので1回はありましたwww
できるようになってから1人で走る
簡単ですが、私が思う大事な3点を上記に記載しました。このような動きを、運転手さんの気持ちと含めて息子には説明してきたつもりです。
都会は交通量も多く、1人で走らせるのは心配です。うちは、高校2年生で1人で走らせるようになりましたが、そのために上記のマナーを徹底的に仕込みました。
田舎で交通量の少ないエリアでも、やはりこのようなことが理解できるまでは、1人で公道は控えた方が良いと思っています。
運転をしたことがない子供が、運転をしている車とのやり取りをする。これ自体がやはり非常に難しい訳です。
公道を走る権利を主張するのも良いですが、やはり子供達の安全を守るのがジュニア選手に競技をしてもらう上では最優先であるべきです。
明日からは少しペース落とします
本日まで5日連続で投稿してきましたが、まぁまぁ大変ですね(笑)とりあえず、明日から仕事もありますので、今後は週に2本くらいの頻度で投稿できれば良いかなと思っています。
また、書きたいこともそれなりにはありますが、ネタはすぐに尽きそうな予感しかありませんので、何かリクエストがあればコメント欄にお願いします。本日も、ありがとうございました<(_ _)>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?