【新月の夜によむ】星のひかり
【作品形式】朗読・1人読み
【男性:女性:不問】0:0:1
【登場人物】読み手
【文字数】258字
【目安時間】約3分
遠くから
近くから
大きい
小さい
明るい
暗い
さまざまな星のひかりが
私たちに降り注いでいる
長い時間をかけて届いた星のひかり
それはまた
私への愛を
伝える
感じさせるものだった
それぞれの持ち味が存在していることで
星空全体の輝きは
地上を照らすひかりは
より強く
より明るく
より美しくなっていく
今あなたがいる場所
そこはあなたが望んでいる場所ではないかもしれない
ただ全体で見た時に
あなた自身が
周囲の人が
持ち味を発揮して
光り輝いている
そう考えられるなら
今のあなた自身を
少し好きになれるんじゃないかな
月が暮れ
きらめく夜空
見ていたら
我顧みる
星の輝き