【新月の夜によむ】時を昇華する

【作品形式】朗読・1人読み
【男性:女性:不問】0:0:1
【登場人物】読み手
【文字数】226字
【目安時間】約2分


12月26日から1月2日の一週間
世界の時の流れが
独特になる感覚を抱く

年末年始に関係なく
仕事をしている人はいる

ただ

人それぞれのリズムだけでなく
外を歩いている際に漂う空気感
それが普段と違うのだ

忙しさで
心をなくし
疲弊していた

そんな中で
この時間は
なんと貴重なのだろう

今年一年を振り返り
己の心を整えて
来年に乗り込んでいく

この時を昇華し
来年もまた
歩んでいく

ありがとう
今年
よろしくね
来年

さぁ

また一年を
始めようじゃないか


繰り返す
時の経過を
思い出し
新たな気持ち
整え駆ける


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