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細田智也さんにインタビューしました——政治家としての姿とLGBTへの思い込み

「政治をもっと身近に勉強会」では、これまで様々な政治家の方にインタビューをしてきましたが、今回は少し異なるきっかけでの対談となりました。

細田智也さん——元入間市議会議員であり、トランスジェンダーの当事者でもある方。今回のインタビューは紹介を通じて実現したのですが、実はオファーするまでに少し悩みました。

細田智也さんのオフィシャルホームページはこちら

それは、「LGBTを話題の中心にするべきなのか?」ということ。

私たちの勉強会の目的は、政治家をより身近に感じ、政治に興味を持ってもらうこと。だからこそ、細田さんをLGBTの視点から語るべきなのか、それとも政治家としての活動に焦点を当てるべきなのか、正直迷いました。

事前に電話で挨拶した際、「内容はお任せしますよ」と言われたものの、やはり考え込んでしまい……結局、LGBTに関する質問と、政治家になった理由や政治家として何を目指すのか、幅広く質問を準備して所沢へ向かいました。

インタビューで気づいた「大きな思い込み」

結果として、私たちはとても大きな勘違いをしていたことに気づきました。

社会的にLGBTをテーマに発信する「活動家」と、実際の当事者の間にはギャップがある——これは細田さんと話していて強く感じたことです。

もちろん、LGBTの権利向上を目指して活動されている方もいますが、「LGBT=活動家」ではない。当たり前のことですが、細田さんと話す中で、そのことを改めて実感しました。

細田さんは、トランスジェンダーだから政治をしているのではなく、市民の困りごとを行政に届ける、いわゆる“本来の政治”をしている人だったのです。

派手な政策や大きなムーブメントを起こしたわけではありません。
それでも、制服の多様化、男性トイレへのサニタリーボックス設置、ゴミ問題や生活弱者支援など、小さな声を拾い、役所に届ける——そんな活動をしてきたと話してくれました。

「誰かの役に立てること、ありがとうと言われることが何より嬉しい」

細田さんのこの言葉が、とても印象に残っています。

選挙の話でまさかの爆笑!?

そして話は選挙へ。

「投開票をどのように迎えたのか?」という話題になり、思わず大笑いしてしまう場面も。
普通、投開票で笑いが起きるなんて想像しませんが(笑)、細田さんのユーモアあふれる語り口で、想定外に楽しい時間になりました。

今、細田さんは落選中ですが、3月の入間市議会議員選挙に再チャレンジするのか?
これは非常に気になるところです。

実は、選挙ドットコムにはすでに「予想」として名前が掲載されているんです!

果たして、細田智也さんは再び議会の場に立つのか?
気になる方は、ぜひインタビュー動画もチェックしてください!

🎥 細田智也[元 埼玉県入間市議会議員]×政治をもっと身近に勉強会

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政治をもっと身近に勉強会
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