川尻征司が若者に投げかける投資の心構え
若者が投資に対し、熱を入れて取り組む人が多い一方、逆に投資への興味関心がほとんどない人も出てくるなど、若者の中で二極化されていると言われています。川尻征司さんは二極化はあまりいい状況とは言えず、前のめりで取り組む人も予想以上に抵抗感を持つ人も、投資に対する考え方として少し乱暴ではないかと考えています。
そもそも投資はなぜ行うかといえば、この投資を行えばお金が増えると思うから投資をするわけです。例えば、この会社にお金を預ければ様々なテクノロジーに応用するなどして、うまく増やしてくれるだろうという思惑で投資を行います。そこには自分自身の考えや思惑、相手への期待など様々なものがありますが、この判断を雑誌などを使って、人の意見で決めることはあまりいいことではありません。
川尻征司さんにとって、投資とは自分の可能性や考えが本当に正しいのか、成長しているのかを試すために行うようなもの。失敗すれば今までの自分が間違っており、成功すれば自分の考えは間違いではなかったと自信をつけることができます。いわば投資は自分の道しるべと言えます。お金を増やすためにただただ投資を行うのは得策ではなく、自分なりに決めて、自分の集大成として行った方が次につながりやすいと考えます。