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なぜ海外移住なのか?—私がオランダと自由を選んだ理由

海外移住を考えていることを話すと、「なぜ?」とよく聞かれます。
「日本にいたほうが安心じゃない?」
「海外で暮らすのは大変そう」

たしかに、日本にいれば慣れ親しんだ環境で生活できますし、言葉の壁もありません。ですが、私は「安心」よりも「自由」を選びました。
オランダ移住は、私にとって単なる海外生活の始まりではなく、人生の選択肢を最大化するための決断です。


1. 妻の夢と子供の未来を叶えるために

この決断の背景には、家族の存在があります。
妻は幼いころから国際的なキャリアを夢見ており、「いつか二人で海外へ行こう」と話し続けていました。
その「いつか」が、今だった、というのがまずあります。

また、私の子供は日本の詰め込み型の教育に馴染めていない様子で、その一方で工作やダンスなど創造的な活動には高い集中力を見せています。
画一的な価値観に縛られず、個性を尊重する教育環境を探した結果、オランダの教育システムが適していると感じました。

「個性を伸ばせる環境で、自由に学んでほしい」
そんな思いから、日本の教育システムに依存しない選択をしました。


2. そもそもニュージーランド移住を考えていた

実は、最初に移住先として考えていたのはニュージーランドでした。
自然が豊かで、のびのびとしたライフスタイルが魅力的だったからです。

しかし、現実的な問題がいくつもありました。

  • 投資ビザはハードルが高い(500万NZD=4億円以上の資金調達が必要)

  • 労働ビザは取得が難しい(職歴や学歴の条件が厳しい)

  • 経歴を活かせる仕事が少ない(現地の求人とスキルがマッチしにくい)

  • 生活コストが上がっている(物価が高騰し、思ったよりも暮らしやすくない)

これらの理由から、ニュージーランド移住は断念しました。


3. では、なぜオランダなのか?

オランダに特別な思い入れがあったわけではありません。
ただ、現実的に考えたときに、これほど理にかなった国はありませんでした。

日本人向けの個人事業主ビザが取得しやすい
パートナーも就労・起業が可能(夫婦で柔軟に働ける)
英語が通じやすく、現地語を学ばなくても仕事ができる
「仕事よりも家庭・プライベート優先」の価値観がある

さらに、以前欧州(ドイツ・イタリア・イギリス・フランス)を旅行した際、街並みや雰囲気がどこか懐かしく感じました。
私は小学生時代をアメリカで過ごしましたが、オランダの環境もそれに近いものがあるのではないかと考えました。


4. オランダ移住後のライフスタイル

移住後の拠点はロッテルダムを予定しています。

都市部の人口集中を避けつつ、日本人補習校へのアクセスも確保
郊外での生活を希望し、自然も楽しめる環境を選択

また、ライフスタイルも大きく変える予定です。

  • 朝型の生活にシフトし、早朝に仕事を終わらせる

  • 日中は家族との時間や自己投資(読書・映画・散歩)

  • 休日はカフェ巡りやピクニック、ヨーロッパ各地を旅行

仕事に縛られず、自由な時間を確保することで、より充実した暮らしができると考えています。


5. 収入戦略—"会社に依存しない"生き方を確立する

当面の収入源は妻のオンラインショップのサポートです。
私はSEO対策やグローバル販売の体制構築を担当し、軌道に乗るまでは支援に徹します。

ただ、それだけでは不安定なため、1〜2年以内に新たな収益の柱を作る予定です。

  • AIを活用した個人完結型のビジネスを模索

  • 英語サポート事業の拡大

  • 仮想通貨投資の本格化(オランダの税制メリットを活かす)

  • 最終的にはオランダでの起業も視野に

会社員に戻るつもりはありません。
「誰かに指示される働き方」から抜け出し、時間の自由を確保できる生き方を目指しています。


6. 日本社会への違和感とオランダの相性

✅ 日本社会の息苦しさ

  • 仕事優先の価値観・体育会系文化

  • 年功序列と上下関係の厳しさ

  • 男尊女卑の風潮(特に昨今のフジテレビに関連した報道を見ていると、男女ともに悲惨です)

  • 増え続ける税負担

✅ オランダはどう違う?

  • 個人事業主が多く、起業しやすい

  • 仕事よりも家庭・プライベートを優先する価値観

  • 英語が通じるため、グローバルな環境で働ける

  • 個性や自由を尊重する社会風土

オランダの方が、私が求めるライフスタイルと一致していました。


7. 長期的なビジョン—「日本とオランダを繋ぐ」

10年後にはEU永住権を取得し、ヨーロッパ全体を拠点にする予定です。
また、仮想通貨が一定の価格を超えたタイミングで日本企業を買収し、日欧での事業展開を進めたいと考えています。

これは、単なる「移住」ではなく、
より自由な人生を手に入れるための戦略的な選択です。


8. 結論—なぜオランダ移住なのか?

  • 妻の夢と子供の教育を叶えるための最適解

  • 日本社会の不満を解消し、自由なライフスタイルを確立するため

  • 資産形成を加速させるための税制メリット

  • 柔軟なビザ制度を活かし、リスクを抑えた移住が可能

オランダ移住は、「海外で暮らしてみたい」という漠然とした憧れではなく、私にとって人生の選択肢を最大化するための最適解です。
環境を変え、自分の生き方をコントロールすることで、より豊かで自由な人生を手に入れる。

これまでのキャリアや経験を無駄にせず、次のステージへ進むための挑戦。
そして、ただの「海外移住」ではなく、日本とヨーロッパを繋ぐ新しいビジネスを生み出し、より大きな価値を創出することを目指します。

この決断が正解だったのかどうかは、数年後の自分が答えを出すでしょう。
ですが、少なくとも今は、確信を持って前に進めています。
自分の人生は、自分で選び、自分で切り拓いていく。

オランダ移住は、その第一歩です。

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