もうすぐ来る!?MacOSの新機能「ユニバーサルコントロール」
こんにちは。
日々進化するMacOS。
次回のメジャーアップデートで目玉となりそうな新機能「ユニバーサルコントロール」をご紹介します。
実は前回のmacOS Montereyのメジャーアップデートの時に実装される予定だったのですが、なんやかんや延期されてきました。
現在はパブリックベータ版として配布されており、開発者など一部の方のみ触ることができます。
なので、今回はネットやYouTubeなどで得た情報をピックアップしてお話ししていきたいと思います。
ユニバーサルコントロールとは?
まず最初にこの「ユニバーサルコントロール」について簡単に説明します。
ユニバーサルコントロールは複数のMacや、MacとiPadなど異なるデバイス間でキーボードやマウスなどをシームレスに共有できる機能。
共有できるというより、デバイス間を簡単に行き来できる機能といったほうがわかりやすいかも。
たとえば二つ並べたMacとiPad、画面の端までカーソルを移動させるとそのままもう一台のデバイスへスルッと移動します。
おそらくですがネット等の情報によると、同じネットワーク内にいるデバイス、同じApple IDでログインしているデバイスなどで使うことができるようです。
これができることで何が良いかというのを説明していきます。
ユニバーサルコントロールで出来ること
みなさんはこんな時ありませんか?
Macを使いながら、iPadのあのアプリを使いたい。
そんな時、今までならいちいちマウスのペアリングを切り替えたり、キーボードを変えたり、iPadに手を延ばして操作する必要がありました。
このユニバーサルコントロールなら、そんなことしなくても、ごくごく自然に使うことができます。
僕は普段Macを使いながら、iPadのApple Musicで音楽を聴いたりしています。
Apple Musicの操作をしたい時はいちいちiPadをタッチして操作をしていますが、このユニバーサルコントロールなら、手を放すことなくそのままiPadを操作することができます。
また逆にMacに入ってるあのファイルが欲しいってとき、ありませんか?
こんな時もiPadのmagictrackパッドで操作しながら、Macのデータを取りに行けます。
今までの連携機能と違うところ
ここからは今までの連携機能や共有機能と何が違うのか説明をしていきます。
今まででも、iPadをサブディスプレイとして使うSidecarなどの機能や、Macの共有機能として画面共有機能やがあります。
まずはSidecarとの違いを比較していきましょう。
SidecarとはiPadをMacのセカンドディスプレイとして使う機能です。
Sidecarとユニバーサルコントロールの違いは、SidecarはあくまでもmacOS上のモニターとしてiPadを使用します。
それに対してユニバーサルコントロールはmacOSとiPadOS、それぞれの機能として使うことができます。
どういうことかと言うと、SidecarではiPad上のモニターに移動しても使えるのはMacアプリ。
ユニバーサルコントロールではiPadのアプリをシームレスに使うことができます。
単純にMacのアプリを2画面で広く使いたい、こういった場合にはSidecarが有効です。
タスクやワークフローによって使い分けるのは良いでしょう。
続いてMac同士の共有機能、画面共有と比較してみます。
Macの純正共有機能として画面共有機能があります。
基本的にこの機能は、同じネットワーク内にあるもう1台のMacにリモートアクセスしたりするときに使用します。
もう1台のMacが離れたところにある時なんかは非常に便利です。
ちょっと気軽に隣のMacにアクセスするって時にはユニバーサルコントロールが良いのかもしれないですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
複数のMacやAppleデバイスで外部アクセサリーを共有できるのは、色んな使い方ができそうですね。
このユニバーサルコントロールをはじめ、sidecarや画面共有など、Appleの連携機能は本当に優秀。
複数台持ってても、あたかも1つのデバイスかのような感覚で使えるのはほんとに助かるしありがたい。
やはりここはAppleのエコシステムで固める大きなメリットだと思います。
なんにせよ、この春リリース予定のユニバーサルコントロールも楽しみです。