精神科医フロイトが考案した「自由連想ゲーム」で深層心理がわかる
自由連想ゲームは、精神分析学の創始者であるフロイトの自由連想法を参考にして作られた技法です。
これを行うと、自分の深層心理を知ることができます。
私と妻でやってみた結果、まさに「大当たり!」といった感じで、盛り上がりました。
今回は、自由連想ゲームのやり方と、実際にやってみた感想を書きたいと思います。
ぜひ、皆さんもこの記事を読んで自由連想ゲームをやってみてください。
自由連想ゲーム
自由連想ゲームは書籍『いい子をやめれば幸せになれる』にワーク形式で紹介されています。
自由連想ゲームの詳細は本書に譲るとして、ここでは概要だけお伝えします。
自由連想ゲーム
①
どこに住みたい?
好きな曲、歌手は?
好きなブランドは何?
好きな料理は?
尊敬している人は?
あこがれの職業は何?
好きな映画、TV番組は?
金で買える欲しい物は何?
という8つの質問に解答します
②先ほど得られた8つの単語を2つずつランダムに集め、2つ単語から1つの単語を連想します。(「ハワイ」と「オープンカー」であれば、サングラスを着用してハワイでオープンカーを運転している様子を思い浮かべ、「サングラス」などの単語を連想します。こじつけでも構いません。)
③先ほど得られた4つの単語を2つずつランダムに集め、先ほどと同様に2つ単語から1つの単語を連想します。
④先ほど得られた2つの単語から具体的なイメージ・ストーリーを完成させて文章にします。(「読書」が連想した単語であれば、「本棚に囲まれた書斎で、コーヒーを飲みながらゆっくり読書を楽しむ」などの文章に膨らませます。)
皆さん興味はないと思いますが(笑)、私のやってみた結果をお示しします。
海が見え、大きな対面キッチンがあり、大きなスクリーンがある豪邸に住む
スポーツを妻と2人で末永く楽しむ
ちなみに、妻がやってみた結果が、こちらです。
キラキラしてきれいなシンデレラ城がみえる
私とカフェ(木っぽい)でおいしいカフェラテを飲んで映画の感想を言う
この答は深層心理、つまり我々の心の奥底に眠るやりたいことが表現されているそうです。
私たちも、答えと実際の価値観を重ね合わせてみましたが、まさに深層心理をいいあてられた感じです。「大当たり!」という感じでした。
私は、いつかタワーマンションに住みたいと思っています。大きなオートロックの玄関や見晴らしのよい大きい窓にあこがれを抱いています。
また、普段から健康には気を付けていて、ジムにほぼ毎日通っています。ジムに行く時には妻と一緒に行くことが多いです。
妻は、よくよく考えてみればスノードームを集めるのが好きです。また、映画とカフェが好きです。
深層心理と向き合う
この自由連想ゲームの面白いところは、「自分の本当にやりたいこと」があぶりだされることです。
実は、「自分の本当にやりたいこと」って気付きにくいですよね。
「やりたいことがない」という人も世の中にはたくさんいます。
「自分の本当にやりたいこと」が分かれば、それに向けて現実的な努力を進めていけばいいのです。
人生の目標が定まるのです。
私の場合であれば、豪邸に住むためにはどのように働き収入を得るか、どのように貯蓄していくかを考えればいいですし、妻との楽しいスポーツ生活を続けていくためにはどのように妻とコミュニケーションをとっていけばいいのかを考えればいいということになります。
また、今回は妻にもやってもらってよかったと思っています。
妻のスノードームを収集する癖も、ただの趣味という枠を超えて、本当にやりたいことなんだと理解することができました。また、何気なくカフェに行ってコーヒーを飲むのも妻にとっては至福のひとときであるという気付きを得ることができました。
相手の目的がわかると、自分も協力できていいですよね。
まとめ
自由連想ゲームは深層心理をあぶりだしてくれる
「自分の本当にやりたいこと」に気付くことで、人生の目標が定まる
身近な人に自由連想ゲームをやってもらうと、その人の深層心理を知ることができて有益である
自由連想ゲームは自分探しゲームといった感じで、とても面白いです。
結構な確率で、当たると思います。
皆さんもぜひ試してみてください。